松山
愛車を綺麗にしよう♪ ~お家で出来る水なし簡単クリーニング~
2019年8月30日 [松山]
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フレーム磨きませんか?
こんにちは、信友です。
突然ですが、ご自身のバイクのフレームは綺麗に保てていますか?
前回はチェーンの洗浄の方法をお伝えしました。https://www.trekstore.jp/news/?p=76482
今回はフレームのクリーニングについてお伝えしようと思います。
フレームのクリーニングをオススメする2つの理由
まず、一つ目が
・見た目が綺麗になる
これは当然のことですね。見た目が綺麗だと心も晴れやかになります。
二つ目は、
・バイクの状態の変化に気づける
です。これは、あまり言われませんが、重要なことです。
クリーニングの時に、自分のバイクの正しい綺麗な状態を観察しておくことで、なにか不具合が起きたとき、あるいは起きる前に、変化に気づける可能性があります。
なので、クリーニングの際には、「自分のバイクはこうなってるんだな」と観察しながらクリーニングすることをオススメしますよ♪
室内で出来る!!水を使わない簡単クリーニング
クリーニングといっても、いろんな方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
今回は恐らく最も手軽に出来るであろう、室内で水を使わず行うクリーニングを紹介します。
今回使うのはこちら
WAKO’S ストロングジャンボ (ブレーキ&パーツクリーナー) ¥1,620(税込) (特に汚れが酷い所に補助的に使用)
WAKO’S フォーミングマルチクリーナー ¥1080(税込) (今回はこちらをメインで使います)
マイクロファイバーウエス(柔らかく、傷がつきません。吸水性も抜群です。)
ペーパーウエス(気軽に捨てられるので、汚れがひどい所に使います。)
この4点を使って、クリーニングしていきたいと思います。
今回は、フレームのクリーニングなので、オイルが付いている部分(チェーン等)のクリーニングはしません。
また、簡単クリーニングなので、ホイールを外したりもしませんし、ホイールを頻繁に回すようなこともしません。
なので、写真ではメンテナンス台に吊るして作業していますが、地面においた状態で出来る作業になってます。
大きな汚れを落とす
今回はシクロクロス用のバイクなので、大きな土汚れ、砂、埃がこびりついています。
これは、マイクロファイバーウエスまたはペーパーウエスを使って、先に落としてしまいましょう。フレームを拭く際に、傷が出来る原因になります。
この時ばかりは、下に土が落ちてしまうので下に何か引いておくといいでしょう。
フォーミングマルチクリーナーを使う
今回使うフォーミングマルチクリーナーは、泡状で噴出され、オイル等に対する洗浄力はそこまで高くないものの、素材に優しいものになっています。
なので、オイルをつけていない部分には、最適なクリーナーと言えるでしょう。
今回のクリーニングのメインは、これを吹きかけてマイクロファイバーウエスで拭くだけ!!簡単ですね。
素材への攻撃性と脱脂力が強くないので、基本的にはどこに吹き付けても問題ありません。ブレーキローターにかかってしまっても大丈夫です。ウエスの汚れていない部分で拭き取って下さいね。
ベアリングが入っている回転部分の隙間を狙って吹き付けないようにだけ気を付けて下さい。
吹き付ける際に飛び散らないわけではないので、気になる方は先にウエスに吹き付けてから拭くといいですよ。
汚れが酷い所には、パーツクリーナーを併用
パーツクリーナーの方が、脱脂力があり、汚れが落ちやすいです。ただ、素材への攻撃性も高まるので、直接噴射は無暗にすると危険です。
なので汚れが酷い所には、ペーパーウエスにあらかじめ噴射してから拭き上げます。しみ込んだウエスで拭くことで、パーツクリーナーが不意に隙間に入るのを防ぎます。
捨てられるようにとペーパーウエスを使っているので、マイクロファイバーウエスでも構いませんよ。
※マット塗装のフレームの方は特に注意が必要で、下手をするとマット塗装が落ちてしまいます。マット塗装の部分にはパーツクリーナーを使うのは出来るだけ避けたほうが無難です。
ウエスをうまく使って細かいところまで
今回はホイールを外していなので拭き上げにくいところもありますが、ウエスをうまく使って細かいところも掃除してあげましょう。
細かいところ=重要な部分 であることが多いです。こういう細かい所ほど念入りにしてあげるのがポイントです。
ロゴの部分が汚れていても、汚れは目立ちますが、性能は変わりません。こういった目立たない部分は、汚れが異音などの原因になったりします。
こういうところは、前述した通り、回転部分にクリーナーが直接かかるのを防ぐため、ウエスに吹き付けてから拭きましょう。
綺麗になりましたか?
これで終了です。
どうでしょう?工具も使わない、特別な知識も使いませんね。必要なのは、愛車を綺麗にしようとする心です。
このあと、簡単なコーティングをすることで、さらに見た目が綺麗になり、新たな汚れが付きにくく、またついても落としやすくなります。
この簡易コーティングもご自宅で行っていただけるものになっているので、店頭でスタッフにご相談下さい。記事を読んだと言って頂けるとよりスムーズにご案内出来ます。
今回のワンポイントアドバイスとしては、
・キレイなところから拭き上げていく
でしょうか。汚いところから拭いていくと、その分ウエスも汚れます。ストアには沢山ウエスがあるので、汚れ具合によってウエスを何枚も使い分けていますが、家庭ではそうもいかないと思います。出来るだけ少ないウエスで済むように、だんだんとウエスが汚くなっていくような使い方をするのが、無駄にウエスを消費しないコツです。フレーム掃除に使えないような汚さになったら、チェーン掃除用に切り替えて使いましょう。
今回のように捨てられるペーパーウエスを使うのも、一つの手ですね。
この他にも、様々なクリーニング方法があります。私は洗車が好きなので、プロチームのメカニックがレース後にする洗車方法も自分のバイクでやっています。全ての方法に、メリット・デメリットがあり、ご自宅の環境によって出来ない方法もあります。洗車で迷ったら遠慮なく相談してくださいね。