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名古屋星が丘テラス

新型DOMANEを店長なりに比較! TREK BICYCLE名古屋Ver

2019年8月4日 [名古屋星が丘テラス]

スタッフブログ

いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。

久しぶりに店長今井の登場でございます。

 

今回は、わが愛車の後継「新型DOMANE」について実際に乗ってみた感想をお伝えできればと思います。

 

DOMANE SLR7

ハイ。今回は名古屋店に試乗車として配備されましたDOMANE SLR7に今井の愛用ホイールを装着してなるべく近い条件で先代と比較!!

といった感じで進めようかと思います。

(正直なところR4Classicsタイヤが好きすぎるのでこれで走りたいだけなのですが)

 

まずは、両者を比較してみましょう。

imai DOMANE
今井Domane SLR9 Disc Proendurance
2020 Domane
新型Domane SLR7

カメラを三脚に固定し、スタンドも動かすことなく撮影しました。

もちろん今井のバイクはそれなりに自分に合わせていますのでサドルの位置や角度が自分仕様になっていますが、注目していただきたいのはそこではありません。

ズバリ、フロントフォークの形状です。

(サドルからハンドルの落差については後述致しますので、お付き合いください)

 

 

ベンドフォークからストレートフォークへ

ベンドフォーク
ストレートフォーク

どう見るかの説明がないと違いに気づいていただけないかもしれませんが、ベンドフォークはその名の通りフロントフォークがベンド形状(弓なり)です。そのためカーボン素材そのものがしなりを生み快適性に優れます。

ストレートフォークはこれまたその名の通りまっすぐなフロントフォークです。前作に比べるとしなりが少なそうに感じますが、そこはご安心ください。Domaneの得意技その①「フロントISO SPEED」がしっかりと効果を発揮しますので、サスペンションのような動きはしないですが、カーボンコラムの特性を活かしてヘッドチューブ内でコラムがしなることによって上肢に来る衝撃を緩和させます。

なので、しなりすぎることなく機敏なハンドリングも手に入れた今作のほうがよりレーシーかつ快適なバイクに仕上がっています。

………この記事を書くのをためらっていました。いいところをほじくり返してご紹介するので真っ先に自分が欲しくなります…

 

新しくなった「ISO SPEED」

次にご紹介するモデルチェンジの目玉は

Madoneと同じ形状になったISO SPEEDです。

そうです。Domaneから始まったこの機能。Madoneに先を越されましたが(笑)満を持してDomaneにも搭載されました。

そもそも今までの「ISO SPEED」の形状はシートチューブをしならせることによって路面の不快な振動を排除するといったものです。

ですが、しなりというのは【てこの原理】によって生まれる応力なので、支点と作用点までの距離などが大きく関係してきます。

あーでたでた、難しい話来たよコレって方は…

 

長い棒のほうがグニャっとしなる

と思ってください。

そして、長い棒。すなわち大きいフレームサイズのほうがシートチューブが長いのでしなりが大きいのです。

もっとわかりやすく言うと、体が大きくて重さのあるライダーのほうがより大きなしなりを得られて、小柄で軽量なライダーはしなりの恩恵を最大限に受けることができませんでした。

それが、MadoneからL型に変更されたことによって(DOMANEはSLRグレードのみ)しなりを生む支点から作用点までの距離をトップチューブ裏側に一定にすることができました。

先代DOMANE ISOSPEED
先代DOMANE ISOSPEED
新型DOMANE ISOSPEED
新型DOMANE ISOSPEED

ですので、フレームサイズに左右されずに適切な衝撃吸収性能が発揮されます!

新型Domaneは先代に比べ、最大27%衝撃吸収性能が上がっています。どんだけスムーズ…

さぁ、次のポイントに参りましょう!

 

OCLV700

ついにDomaneもSLRグレードはOCLV700で統一されました。

あ、OCLVの説明もしておきましょう。

Optimum Compaction Low Void(超高密度圧縮・低空隙)

の略のなのですが、読んで字の如くめちゃくちゃ圧縮し隙間をとことんなくしたカーボンです。

このグレードが500・600・700とあるのですが、今回のアップデートによりSLRグレードは全て最高レベルの700になりました。

 

冒頭で後述すると言ったハンドル落差とも関係があるのですが、

先代のDomaneはOCLV600でEnduranceFitというフレームフィットを採用していました。

TREKで有名なH2やH1とは少し違ってヘッドチューブがより寝かせてあり、ホイールベースも長め。という特徴がありましたが、【快適なバイクで速く走る】という開発に携わったMyヒーロー・カンチェラーラのレースバイクにも使われていたレース仕様のDomaneというものがありました。ProEnduranceFitというものですね。

今井のバイクもこのフレームで、特徴はOCLV700と短いヘッドチューブなのです。だからあのハンドル落差が生まれるわけなのです。OCLV700のDomaneはProEnduranceFitの特権でした。

 

今回のSLRは標準でOCLV700なので前に進む力はそれ相応のものがもちろんあります。実際に乗った感触は自身のバイクの感触と変わらずグングン前に進みます。フレーム形状がエアロ化されたことも大きな要因かもしれませんね!

 

なので、よりレーシーなポジションを求めるシリアスレーサーは今回新たに導入されたH1.5FITをお勧めします!

Madoneと同じく、ステムの角度でハンドルの高さを決めることができるので「イイ感じで爆走」のフィット感を作りやすそうです。

もちろん標準のEnduranceFitはH1.5FITよりも楽な乗車姿勢をとれるので、長距離のライドなどにピッタリです。

そしてH1.5FITはProjectOneでのみ対応(10月ごろ予定)になります。

ご興味のある方は、今井までお問い合わせいただければ、実際のサイズ感など細かいところまでお応えいたします!

※H1.5Fitはフレームサイズ54からの展開になります。

 

 

実際に乗ってみて…

先代のDomaneに乗ってツールド東北のお手伝いをしたり、結構乗ったつもりです。

こんなに良いバイクはない。    と思っていました。

が、新型………めっちゃいいです。

剛性感がしっかりしているのと、先にも書きましたがストレートフォークの恩恵を強く感じます。

レーシーな感触の中にも極上の乗り心地がうまくかみ合っていて…

これをさらに自分好みに仕上げたらと思うとワクワクしてしまいました。

今井が買うならH1.5Fitですね。ダンシングを多用してブンブン走る人はヘッドチューブが短めのほうが取り回しやすいかもしれません。

 

SLグレード・SLRグレード共に試乗車を用意しておりますので、いつでも試しにいらしてください!

※次回試乗会は9/22にいつも通り自動車学校のコースにて行いますのでそちらも併せてぜひ!

 

 

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