松山
NEW【Checkpoint ALR 5】& グラベルバイク使いこなしガイド
2019年7月9日 [松山]
みなさまこんにちは。
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色々と発信してまいります。
グラベルバイク【Checkpoint ALR】が新しくなりました!
グラベルバイク(グラベルロードと呼ぶ場合もあります)は、ロードバイクにオフロード対応のタイヤが装着できるように作られた自転車です。「それってシクロクロスなのでは?」となるかもしれませんが、大雑把に言えば、「シクロクロスは短距離・短時間のレース向き」で「グラベルバイクは長距離・長時間のツーリング向き」の違いがあります。
大人気のグラベルバイク【Checkpoint ALR 5】が新しくなりました!
軽量・高剛性の300series Alpha アルミフレームに、ハードユーザーの使用に応えられる「シマノ 105」の油圧ディスクブレーキ仕様をフルアッセンブルした人気バイクです。
マット仕上げのAxinit(アキシナイト=希少鉱石の一種)の見せる多様な彩も魅力的です。
走行性能の高さも素晴らしいのですが、【Checkpoint ALR 5】の最大の魅力は、その多用途性です。
オフロード対応の太めのタイヤはパンクしにくく、フレーム各部に設けられたアイレット(ダボ穴)で様々なオプションを装着できるのでツーリング、キャンプライド、通勤ライドなどに適した仕様にカスタマイズできます。リアエンドのスライドでホイールベースが変更できるので、ロードバイクやシクロクロスのような機敏な操作性にしたり、ツーリング向けの安定志向にしたり、バイクの性格を変更することまで可能です。
とにかく、多用途で高性能。走るだけじゃなくて、プラスいろんなことを楽しむ。そんなバイクです。
NEW 【Checkpoint ALR 5】
カラー:Matte Axinit(マットアキシナイト)
フレームサイズ:49、52、54、56、58cm
価格¥219,000-(消費税抜き)
オフロード偏愛スタッフ的グラベルバイク使いこなしガイド!
この記事を書いている古里(コザト)は、舗装路ライドじゃ我慢できない、かなりオフロード偏愛なのですが、【Checkpoint】が登場する前に購入したシクロクロス【Crockett】にグラベル向けの改造をして、いろんなところを走りまわって遊んでいます。
そんなオフロード偏愛スタッフなりのグラベルバイク使いこなし方を紹介してみます。
グラベルバイクに興味ある(すでに乗っている)けど、どんな風に乗ったら良いの?どんなところで乗るの?か気になる方は参考にしてみて下さい。
河川敷ライド
まずは、お手軽グラベル代表格「未舗装の河川敷」のサイクリング。
松山店オープンに合わせて引っ越してきた2ヵ月ほど前、お花見で有名な石手川の河川敷をサイクリングしてみました。松山店のあるあたりで石手川と重信川が合流するので、石手川沿いをずーっと上流に向かってサイクリング。重信川はサイクリングロードでお馴染みですが、石手川はほとんどが未舗装の固くしまった土の道。ロードバイクでも走れないことはないのですが、滑りそうだし少し不安。でも、オフロード対応のタイヤを履かせたグラベルバイクなら安心して快適に走れます。マウンテンバイクでも良いんじゃ?って、グラベルバイクの方が軽快に走れるんですよね!その軽快な走行感はマウンテンバイクでは体感し難いと思います。
街中ポタリング&探検ライド
太めのタイヤが装着できるグラベルバイクはのんびりとポタリング(お散歩サイクリング)することにも適しています。
そして、気になる小道があればどんどん入っていけます。僕はついついオフロードを探してしまうので街中の写真がほとんど無いんですけど・・・。
通勤ライド
太めのタイヤでパンクしにくく、ディスクブレーキだから雨になっても安心。
松山市内はお世辞にも道路の舗装状態があまり良いとは言えないので、グラベルバイクは本当に通勤ライドに適していると思います。僕自身、通勤ライドはグラベルバイクです。今は通勤距離が短いですが、以前は往復30kmは、ほぼ毎日グラベルバイクで通勤していました。
前述の通り僕の乗っているバイクはグラベル向けに改造したシクロクロス【Crocekett】なのですが、グラベルバイク【Checkpoint】シリーズならリアキャリアなどのオプションが装着できます。キャリアを装着すれば大きな荷物も背負わなくて良いし、仕事帰りの買い物にも便利ですよ!
※写真のCheckpoint ALR 5は2018 modelのため、現在販売されていません。
林道ライド
グラベル(Gravel=砂利)は「未舗装路(オフロード)」のことを指しています。アメリカなんかでは延々続く農道なんかありますが、日本で未舗装路といえば、すぐ思いつくのは「林道」ですね。林道は、林業や森林管理などで使うために山中に設けられた自動車も走れる程度の幅のある道のことです。
「未舗装の林道も走れる」これがグラベルバイクの醍醐味です。
先日は、僕の地元・淡路島に帰った際にお気に入りの林道に行ってきました。ちょうど道端にはアジサイが咲き誇っていました。
こんな林道、なかなか走ることは出来ないし、ちょっと興奮しました!
四国は林道が多いので、いろんな林道を走ってみたいですね!
近場で林道はないものか?と地図や地形図で松山市内の山に目星をつけて行ってみましたが、長い間使われてない林道だったようでかなり荒れていてグラベルバイクじゃ乗車困難って場合もありました。
まあ、こんなこともあります。楽しく走れる林道探しは、まだまだこれからです。
バイクパッキングで絶景カフェライド
林道ライドと並んで、いかにもグラベルバイクらしい使い方がバイクパッキングです。バイクパッキングは自転車に装着できる容量の大きなバッグを使って、ライド+他のアクティビティーを行うスタイルです。
愛媛の誇る清流の渓谷「面河渓」でランチが食べたいな~と、バイクパッキング用のシートバッグにアウトドア用クッカーを詰め込んで行ってきました。
面河渓には何か所かキャンプサイトがあるので、奥の方のキャンプサイトまで行って(遊歩道は乗車はダメなので歩いていきます)ホットサンドを作り、コーヒーを淹れて川沿いで渓谷を独り占めカフェ状態。大した料理じゃないけど、景色も含めて最高のランチタイムです。
僕はバイクパッキング用バッグはシートバッグしか使っていませんが、TREK Bicycle 松山 ではバイクパッキング用バッグを【Checkpoint】シリーズのバイクに装着して展示しています。
ここまで装備すれば、ミニマムな装備を追求すればキャンプライドも可能ですね。バイクパッキングに興味のある方は、ぜひ一度ご来店ください。
バイクパッキング用バッグは荷物を背負わずに済むので、通勤ライドにも良いですよ!
トレイルライド
トレイル(Trail)は、グラベルよりハードな狭い道をイメージしてください。クネクネ曲がりくねっていて、アップダウンも多く、根っこが出ていたり、岩場があったり、枝がたくさん落ちていたり、大きな石がゴロゴロしている場合もあります。トレイルは、やはりマウンテンバイクで走るのが一番楽しいと思います。でも、あまりハードじゃないトレイルならグラベルロードでも走れます。
マウンテンバイクでトレイルを走っていると楽しくてスピードを出したい欲求が湧いてくるので、わざと繊細なコントロールが必要なグラベルバイクでトレイルに出かけて、些細なことでスリルを感じていた初心者の頃に気持ちをリセットしています。
あと、バイクを担いで上らないとアプローチ出来ないようなトレイルに行くときは、マウンテンバイクと比べて軽くて担ぎやすいのでグラベルロードを選びます。
もちろん、普通に舗装路のライドも楽しめます
ものすごく大雑把に言って「太いタイヤが装着できるロードバイク」とも言えるグラベルバイク。使用できるタイヤの選択肢が豊富なので、舗装路向けのスリックタイヤに交換すれば、かなりロードバイクに近い走行性能になります。
・・・僕は面倒くさがりなので、舗装路ライドもグラベル用のタイヤのまま行ってしまうんですが・・・
グラベルタイヤのままだと、漕ぎ出しの加速や上り坂でロードバイクに置いて行かれますので、ロードバイクの人と走りに行くなら面倒くさがらずにロード用のタイヤに交換をお勧めします。
ディスクブレーキなので、長い峠の下り坂でも疲れず安心できますよ!
グラベルバイクの可能性はとても広大!
以前に四国をライド中に寄ってくださった世界中を走り回っているアドベンチャーサイクリスト・クラウスさんの愛車は【Checkpoint ALR 5】でした!
クラウスさんのインスタグラムをチェックしていると、ニュージーランド~オーストラリア~ベトナム~台湾~日本を走って、今はノルウェーを走っています。こんなレベルで使われていると思うと、とても誇らしいですね。
自分自身、ここまでのライドは無理とは思いますが、もっともっと自分なりにアドベンチャーなことができるハズ!って思います。
四国ならグラベルバイクを活かせる林道や古道がたくさんあります。それを考えるだけでワクワクします。まだまだ遊びに励みますよ~♪