東京昭島モリタウン
実はレースとかじゃなくて普段使いにこそ【Wavecel ‐ウェーブセル‐】を!
2019年6月20日 [東京昭島モリタウン]
普段利用での使い心地をチェックしてみました。
片道28㎞の通勤ライドでテストしてみました。私がいつも愛用いるのはVELOCIS MIPS Asia Fit-ヴェロシス ミップス アジア フィット-です。MIPS-ミップス-もWaveCel-ウェーブセル-同様に、低摩擦のインナーライナーを使用して頭部に衝撃が加わった時の脳障害を減少させるとても優れた技術であることは、皆様もご存知のことと思います。
⦿フィット感
Wavecel-ウェーブセル-の大きな特徴として、Wavecel-ウェーブセル-が頭全体を包み込むようにヘルメット内にWavecel-ウェーブセル-の層を形成しています。Bontrager-ボントレガー-のハイエンドヘルメットである『VELOCIS-ヴェロシス-』と比べてみるとよくわかると思いますが、通常のフォームヘルメットにあるようなヘルメット内側にベンチレーション(換気)のための溝がありません。そのため頭がぴったりと合うと今までのヘルメット以上のフィット感を感じることができます。
実は、そのベンチレーションの溝に助けられていたお客様も多かった様子です(ちなみに私(BOSS)そうでした)。どういうことかと言いますと、全体的には間違いなく丸形の頭形なのですが、ちょっと出っ張った部分などがベンチレーションの溝に調度よく収まっていたお客様も少なからずいらっしゃるということなのです。Bontrager-ボントレガー-の他のアジアフィットヘルメットでしたら問題ないのに、XXX Wavecel -トリプルエックスウェーブセル-はちょっと当たるところあるという現象が起こっているのです。
実は、そういったお客様にはミドルグレードでインターナショナルフィッティングを採用した『Specter WaveCel-スペクターウェーブセル-』がオススメなのです。私も『Specter WaveCel-スペクターウェーブセル-』であれば、頭に気になる部分はありませんでした。販売時になんで『スペクターだけインターナショナルフィッティングなんだろう?』って思っておりましたが、そういった微妙なフィッティングの差があるため、あえてスペクターだけをインターナショナルフィッティングで投入することにより、より多くのお客様に『WaveCel-ウェーブセル-』の技術を体感していただこうと考えての事なんだろうと勝手に推測しております。
⦿通気性・エアロ性能
『WaveCel-ウェーブセル-』独特の三角形が合わさったアミアミの形状、『通気性はどうなの?』『ムレないの⁉』っと思ってしまいますよね。Velocis-ヴェロシス-と比較してみても、良いわけではありませんが、悪く感じることもありません。しかっりとベンチレーションは働いています。また、エアロヘルメットのBarista-バリスタ-と同等のエアロ性能は、通勤ライドでもしっかりと感じることができます。向かい風の中などではヘルメットだけ風の抵抗を受けていないような感覚を覚えます。そしてエアロヘルメットと考えるとベンチレーション能力は高いヘルメットの部類になるのではないでしょうか。
⦿そして、皆さんが気になっている重量
『WaveCel-ウェーブセル-は重い⁉』答えは『はい』です。
【ヘルメット重量公表値】
XXX WaveCel:SM/348g,ML/375g
Specter WaveCel:M/341g,L/380g
Velocis MIPS:SM/275g,ML/293g
Circuit MIPS:SM/291g,ML/316g
ご覧の通り重量差があります。実際に使ってみると、正直に申しましてそれなりに重さは感じますが、通勤の28㎞程度ではネガティブな要素になるような重量増ではありませんし、もっと長距離のライドでも不安な要素になるとは考えにくい重量増です。
この重量増は『許容できない範囲なのか?』っと考えると、安全性とのバランスを鑑みると『Specter-スペクター‐』でも許容範囲なのではないかと思います。昨今は『軽さは正義』へと軽さ偏重傾向にある自転車界に一石を投じるヘルメットであることには間違いないと思います。でもBontrager-ボントレガー-はきっとさらに軽くしようとさらなる改良を進めていることは間違いないと思います。
⦿総合的な使用感
いい事、気になる事を書いてみましたが、実際に使ってみると本当に使い心地の良いヘルメットです。プラスで高い安全性も魅力ですね。当店では速度域が高く、安全面に気を使ったお客様によく売れておりますが、本当は私のように通学・通勤に毎日自転車を使っているというようなお客様にぜひ使っていただきたいヘルメットだなと感じております。
ちなみに、一番気になっていることを最後に…私が発見した『WaveCel-ウェーブセル-』の今のところ唯一の弱点は、ライド中に頭がかゆくなるとヘルメットをかぶったまま頭をかけないってことです。
XXXとSPECTERのフォルムの比較
上がXXX-トリプルエックス-、下がSPECTER-スペクター‐です。昭島では、それぞれのヘルメットの試着が可能ですし、XXX‐トリプルエックス‐は試乗用のヘルメットもご用意しておりますので、その走行性能を実際に試して見たいお客様はぜひスタッフまでご相談ください。
WaveCel-ウェーブセル-搭載モデルのご紹介
ASIA FIT Road Helmet
– ボントレガー トリプルエックス ウェーブセル アジアフィット ロード ヘルメット-
カラー:BLACK,WHITE,RED,
Radioactive Yellow/Black,Azure/Black,Purple Phaze/Black
価格:¥31,481-(税抜)/ ¥34,000-(税込)
サイズ:S/M(51~58㎝),L/XL(55~61㎝)
Road Helmet
-ボントレガー スペクター ウェーブセル ロードヘルメット-
価格:¥19,444-(税抜)/ ¥21,000-(税込)
カラー:BLACK,WHITE,RED,Radioactive Yellow
サイズ:M(54~60㎝),L(58~63㎝)
※スペクターはインターナショナルサイジングとなります。
●TEL : 042-519-8143
●E-mail : tokyoakishima@trekbikes.com
●昭島駅からモリタウン内を通ってお店まではコチラをご覧ください。