甲府
冬だって自転車キャンプ! Checkpoint SL5で一の瀬高原キャンプ場へ!!
2019年1月24日 [甲府]
グラベルロードCheckpoint SL5で冬キャンライド!
こんにちは! 「ゆるキャン△」2期が待ち遠しい、甲府店の望月です。
少し前になりますが、グラベルロードCheckpoint SL5でキャンプに行ってきました!
秋だった前回のふもとっぱらキャンプと違い、冬キャンプは万全の寒さ対策が必要です。
なので、秋キャンプより持っていくアイテムが増えます。
まずシュラフが冬仕様のダウンシュラフなので、大きくなり、かさばります。
次にキャンプ場での重ね着アイテム。今回はボントレガーのEvoke Mountain Bike Hoodieを持っていきました。
あとはカイロを5個ぐらい。ポケットに入れて持ち歩いたり、シュラフに入れて暖を取ります。
今回もバイクパッキングスタイルですが、フロントラックを追加し、増えたアイテムに対応しました。
向かうは山梨県甲州市の山奥にある、一の瀬高原キャンプ場。
朝から支度して出発は10時。遅いですね……今回最大の失敗です。これがのちの行動すべてに響いてきます。
塩山までは笛吹川サイクリングロードをのんびりライド。
道は荒れ気味でロードバイクではちょっと辛いですが、Checkpointならお手のものですね。

柳沢峠へのヒルクライムスタート!
塩山のオギノで食材を買い、軽くご飯を食べて、ヒルクライムです。しかし……暑い!!
ボントレガーのVelocis S2 Softshell Jacketの下に、インナーのB2 Short Sleeve Baselayerを着てるだけなのに。
暑いのでジッパー全開状態。S2ジャケットは本当に暖かいのです。

青梅街道(411号)をひたすら登る。大きな橋もあり、眺めはいいです。
道はキレイだし、車もバイクもあまり通りません。気持ちよく走れる道ですね。
そして、このあたりで日が傾き始め、すこし焦り始めます。明るいうちに着けるのだろうか?
気温3℃。風も出てきて、普段なら、なかなか寒い状況。
しかし今のワタクシはヒルクライム中。ちょうどいい気温です。暑くて脱いでいたグローブを再装備。
やっと柳沢峠に到着。あと13km……
柳沢峠は、空気が澄んでいて富士山がよく見えます。
自販機があり、のんびり休憩したいところですが、もう16時すぎ。マズイですよ! 日がほとんど沈んでしまいました。
ここからはすこしダウンヒル。暗くなってきて焦りますが、慎重に下ります。
なんせ気温は−1℃。そして道路の端っこで雪が凍っていて危ないですから。

キャンプ場への登りがスタート。あと500m以上登り……。暗くなり、景色を楽しむ余裕はもはやありません。
真っ暗闇ライドでの頼もしい味方。その名は、IonPro!
山道は街灯はありません。真っ暗です。しかし私には強い味方がいる!
そう、ボントレガー最強フロントライトのIon Pro!! こんなこともあろうかと導入しておきました。

スマホは寒さのため、バッテリーが0。真っ暗闇の中、まったく人気のない山道を看板だけを頼りにひたすら進み、途中わずかにある人家で犬たちに吠えられたりして(真っ暗の中、急に吠えないで……)、半泣きになりながら、なんとかキャンプ場に到着。
ささっと受付をすまし、おばちゃんオススメの場所に設営……と思いきや、設営中に両足が攣り、グラウンドシートの上でのたうち回る始末。
ヒルクライムで汗をかいていたのに、寒くてあまり水分を取らなかったのが原因です。水分補給、大事ですよ。
やっとの思いでテントを設営し、まずは焚き火! 寒くて凍えそうですから。
ここは最近では少なくなった、直火(地面で焚き火すること)OKなキャンプ場です。
薪は受付時に買ったのですが、太くて立派なものばかり! 暗闇でナイフでのバトニング(薪割り)、大変でした。

冬キャンプで外で食べる、暖かい晩ご飯は最高です
お腹ぺこぺこなのですぐに晩ご飯に。今回のキャンプ飯は豆乳ごま鍋。寒い時期は鍋に限る!
調理も簡単。プチッと鍋を入れて、切って、ぶち込んで、煮るだけ!
はぁ〜暖まる。寒い中で食べる鍋は本当に美味しい……。

シメに買っておいた生麺を入れてラーメンに。うまっ!! これが絶品でした。また食べたい。
焚き火にあたりながらのコーヒータイム。やっと、のんびりできました。
一の瀬高原キャンプ場、とても静かです。耳に入るのは川のせせらぎと、薪が燃えるパチパチ音のみ。
虫はいないし、人は少ないし(この日はほかにひとりだけ)、鍋物が美味しいし、焚き火はぬくいし、空気は澄んでて景色や星が綺麗だし……。
冬キャンプは「寒さ」さえ対策できれば、良いところしかありません。その寒さが最大最強の敵なわけですが。
空を見上げれば満天の星空。もっと開けた場所に設営すればよかったかな〜。
このあと明るい月が出てきたので、あまり星は見えなくなりました。
ひとしきり焚き火を楽しんだところで、今日は疲れたし、さっさと寝よう。
と思いましたが、寝床が斜め! 暗い中で急いで設営したので、斜面でした(泣)。 お引っ越しして平らな場所へ。
テント内はなかなか寒いのですが、ダウンシュラフにカイロを3個入れて、ぬくぬく。
寝るときはTシャツにEvoke Mountain Bike Hoodieを着て、下は防寒タイツだけ。これ以上着ると、暑いです。
極寒を覚悟していた翌朝
朝。標高1300m近いので極寒なのでは? と心配しましたが、思ったほどでなくて安心。
パンとコーヒーで軽く朝食を済ましたあとは、場内を散歩。
余計な手が入っておらず、自然をそのまま満喫できる素敵なキャンプ場です。
小川沿いにも良い場所がたくさんありました。こっちに設営すればよかった。明るいうちに着いていれば……。

帰りは、のんびり林道サイクリング。
当初はグラベルで遊んでいくつもりでしたが、思い切り道を間違えて下ってしまったのでナシ。

柳沢峠からのダウンヒルで冷え切ったので、大菩薩の湯に寄り、温泉にダイブ。極楽です。
お風呂上がりにはソースカツ丼をいただきました。衣はサクサクで、美味しかった。
ボントレガーのサイクルアクセサリーはキャンプでも活躍!
今回の冬キャンライドで大活躍だった、Velocis S1 Softshell GloveとIon Pro。
このグローブで柳沢峠からの氷点下ダウンヒルも問題なし。
Ion Proは、真っ暗山道を走るのに最適。さらにキャンプ場では、単純に灯りとして使える優れもの!
モバイルバッテリーとケーブルを持っていけば、残りバッテリーを気にせず使えます。
■Ion Pro RT Front Bike Light ¥15,648(税抜)
■Velocis S1 Softshell Glove ¥7,871(税抜)
冬キャンプ、始めてみませんか?
今回の冬キャンは出発が遅くて、いろいろと失敗。でも、なんだかんだで楽しかったですね〜。
冬キャンプは寒さ対策でちょっとハードルが高いですが、そのぶんほかの季節にはない楽しみが満載です。
Checkpointならそのハードルを越える、頼れるお供にもなってくれますよ!
今回走ったルートはこちら(新規タブで開きます)。
グラベルロード Checkpointについてはこちらのまとめもぜひご覧ください!
TREKグラベルロード Checkpoint -チェックポイント-記事まとめ!
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