新着情報&イベント NEWS & EVENT

サザンモール神戸六甲

REMEDY 山を上り、下りを思いっきり楽しむALL MOUNTAINライド

2019年2月5日 [サザンモール神戸六甲]

バイク

TREK Bicycle 神戸六甲 ストアニュースをご覧いただきありがとうございます!
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車の情報、
自転車のウェアやパーツ、神戸、西宮、芦屋などの周辺地域のサイクリング情報などいろいろと発信しております!
 
自転車に乗っていると、すぐ土の道に行きたくなる神戸六甲店・古里(こざと)です。
グラベルバイクもマウンテンバイクも乗りますが、トレイルが爽快で楽しいのはマウンテンバイクですね!!マウンテンバイクを始めて以来、ずっとクロススカントリー(XC)系のバイクばかり乗っていました。
それが、グラベルバイクでもトレイルに行くようになったのでマウンテンバイクは思いっきり快適で楽しい方向で乗ろうと考えるようになって、ドロッパーポストを付けたり、タイヤの幅は広くなり、ハンドルバーは広く高く、下りを楽しむスタイルへと変わっていきました。
そして、新しくマウンテンバイクを新調するにあたり選んだバイクが【REMEDY 9.7】です。
 

下りが楽しい!そして意外なほど上りやすい【REMEDY 9.7】

クロスカントリー系のMTBばかり乗ってきていて、下り性能を強化したクロスカントリーとでも言うべき【Fuel EX(フューエルEX)】がずっと候補だったのですが、悩んだあげくに【REMEDY(レメディー)】にしました。

フロントサスペンションのストロークは160mm、リアサスペンションのストロークが150mm。今まで、サスペンションストロークが100mmのスタンダードなクロスカントリー系マウンテンバイクばかり乗っていたので、サスペンションのストローク量が1.5倍以上です。「これは、今までの自分のライディングスタイルに合わないのじゃないかと?」と思ってしまいました。
 

ロングストロークのサスペンションなのに上りが楽な【REMEDY】

自分のライディングスタイルは、山の麓からトレイルのスタートまで自走で上ります。サマーシーズンのスキー場で営業しているMTBパークならゴンドラなどで上まで行けますし、場所によっては輪行でケーブルカーで頂上まで行ける山もあります。でも、あまり利用しません。2時間くらい上らないと行けない山でも、基本的には自走で上ります。
・・・となると、クロスカントリー系が上りも楽だから良いと考えてバイクを選んでいました。だから「レメディーみたいにサスペンションストロークが長めなバイクが上れるって言っても、なんとか上れる程度に違いないから、上りは辛いだろう」と思っていたのです。

ところが、「上りは辛いだろう」なんて考えていたことは間違いだったと、乗り出してすぐに分かりました。写真は良く行くトレイルへのアプローチで上る簡易舗装の坂なのですが、おそらく勾配20%くらいあります。ハードテールのクロスカントリーバイクでもグラベルロードでも「なんとか上りきれるけど調子の悪い日は無理」な坂です。初めて乗ったREMEDYで、ここを上りきってしまいました。
キツイ上りも上りきれたポイントその1は「SRAM EAGLE」のドライブトレインでしょう。

「SRAM EAGLE」はスラム独自のマウンテンバイク用1×12スピード変速システムのことです。大きな特徴は最大50Tの12スピードのスプロケットでしょう。キツイ上りに適した軽いギア設定で、とにかくペダルをクルクル回していると上り坂をジリジリと確実に上っていきます。
キツイ上りも上りきれたポイントその2は「RockShox Deluxe RT3」リアサスペンション・ユニットです。

「RT 3」は、レバー操作でサスペンションユニットのダンパーの働きを簡単に変える事が出来ます。フルオープンの位置ではサスペンションが最も動きます。だからトレイルの下りはフルオープンで。
ペダリングの位置では、サスペンションが完全にロックされるワケではありません。サスペンションユニットに伝わる衝撃の度合いで、ショックを吸収する/吸収しないの制限をかけます。

オフロードでペダリングする時は、このペダリングモードがオススメです。ロックしてしまうより少し動いてくれた方が、リアタイヤがスリップしにくく上りやすいのです。
 
ロックは主に舗装路の上りで使用します。

リアサスペンションをロックすれば、ペダリングの力でサスペンションが動いてパワーロスしてしまうことを防げるので一気にペダリングが軽くなります。僕のお気に入りのトレイルは1時間くらい舗装路を上って山の頂上付近まで行くのですが、レメディーはその上りが苦になりません。上りが速いってことは無いのです。でも、本当に楽々上ってくれます。おかげでお気に入りの距離が長めのトレイルに行く頻度が増えました。
 

豊富なサスペンションストロークで下りを思いっきり楽しめる【REMEDY】

下りを思いっきり楽しみたくてトレイルライドに出かけるわけですが、サスペンションのストローク量は長くなると下り向きになっていきます。
レメディーのフロント160mm/リア150mmと言うストローク量は、完全に下り専用のダウンヒルバイク(前後とも200mmストローク程度)を除くと、かなりストローク量が長い部類に入ります。
レメディーは下りを思いっきり楽しめるマウンテンバイクなのです。

個人的には、マウンテンバイクで何が楽しいって、走行ラインの選び方次第でスピードやスムーズさが変わってくる点です。写真みたいにカーブの外側にあるバンクを使うとスムーズで気持ちの良いライディングが楽しめます。
傾斜のついている面に、できるだけ自転車が直角に近くなるように合わせていくのですが、自転車を寝かせ気味にして安定させるにはある程度はスピードに乗っている必要があります。
サスペンションストロークに余裕があると地面の凸凹で自転車が跳ねて失速することが少なくなるので、スピードを維持して自分の走りたいラインを選びやすくなります。

フロント160mm/リア150mmなんて、そんなにストローク量要らない?上の写真を見比べていただいたら、けっこうサスペンション動いてますよね。
凸凹で頭が動いて視線が定まらないと走行ラインを考えることなんてできなくなります。そのために腕と脚を使ってショックを吸収するのですが、それを更に助けてくれるのがサスペンションの役割です。
レメディーに乗ってみるとストローク量が多すぎて持て余すなんてことは無くて、ライディング中に次のコーナーはどのラインで走ろうかって考える余裕を与えてくれます。
 

サスペンションのセッティングを楽しんでみよう!

ベーシックなマウンテンバイクのサスペンションは、あまりセッティングを変えられないのですが、ミドルグレードくらいのモデルからサスペンションのセッティングが変えやすくなります。もし、サスペンションのセッティングが変えられるならばいろいろ試してみましょう。思いっきり走行フィーリングが変わります。
TREKのマウンテンバイクは、WEB上でモデルとライダー+装備品の重量をインプットすると推奨セッティングを教えてくれます。まずはそのセッティングを試してみました。

レメディーに乗って、何度かトレイルライドを繰り返すと細かい凸凹の続く岩の露出した部分で、フロントサスペンションが連続する小さなショックを吸収しきれていないと感じました。初期の沈み込みがもっとスムーズになって欲しいのです。
レメディーに採用されているフロントサスペンション「ROCK SHOX Lyrik」(ロックショックス・リリック)は少し手を加えるとサスペンションの動きの質を大きく変化させることができます。

「ROCK SHOX Lyrik」は左レッグ側がエアスプリングになっているのですが、そのエア室の中に入っている積木のようなグレー色のパーツが「BOTTOMLESS TOKEN」(ボトムレス・トークン)です。
このパーツの個数を変えることで、サスペンションの動きの質を大きく変えることができます。
セッティングを変更したところで、また同じところを走りに行きます。フロントサスペンションの動きは、かなり良くなったと感じるのだけど、セッティングを変えていないリアサスペンションは突き上げを感じるようになりました。
リアサスペンションのセッティングを変えてみようかな?とも思いましたが、ビンディングペダルをやめれば、もっとリアサスペンション側に体重をかけるようになるのじゃないだろうか?と考えてフラットペダルに交換。

ペダルの上で踏ん張らないといけないので、リアサスペンション側に体重がかかって、スムーズにショックを吸収するようになりました。
久しぶりにフラットペダルを使って思うのは、今まで、かなりビンディングに頼っていたと言うことです。下りの最中に、けっこう足がペダルから浮いてしまいます。もう少しフラットペダルをしっかり踏んでライド出来るようになってからビンディングに戻ろうかと考えています。
バイクに慣れてくると、走行時のスピード域も変わってくるハズなので、サスペンションのセッティングも、きっと今のままってことは無いでしょうね。
 

【REMEDY】は27.5ホイール

凸凹を乗り越えて走るマウンテンバイク。タイヤが凸凹を乗り越えて行く勢いをキープしやすい大きなホイールが主流となっています。かつて26インチだったマウンテンバイクのホイールは、今は29インチが主流です。
クロスカントリーレース(XC)などでは、短めのサスペンションストロークに29インチのホイールの組み合わせが最も多いでしょう。

トレックのマウンテンバイクでXCレース向けと言えば、PROCALIBER(プロキャリバー)やTOP FUEL(トップフューエル)。XCモデルのサスペンションを伸ばしてトレイルライド向けにしたのがFUEL EX(フューエルEX)。これらのバイクは基本的に29ホイールです。(PROCALIBERとTOP FUELはフレームサイズが小さいモデルのみ27.5ホイールになります)
 
近年、海外で盛り上がりを見せるレーススタイルがエンデューロです。日本でエンデューロと言うと周回コースを使った長時間の耐久チームリレーをイメージしますが、マウンテンバイクの世界では自走で山を上ってダウンヒルのタイムアタックを数回行うステージレースです。(自動車レースのラリーに近いですね)

ハードな下りをアグレッシブに走れて、長い上りもこなせるバイクが「エンデューロバイク」と呼ばれます。トレックでエンデューロバイクと言えば、SLASH(スラッシュ)。ロングストロークのサスペンションに走破力の高い29ホイールの組みあわせで、高いスピードを維持して岩場なんかも文字通り飛ぶように走りぬけるバイクです。
 
速く走るためなら凸凹を勢いで突っ切っれるビッグホイール29インチの優位性は明らかなのに、わざわざ27.5インチホイールを使っているのがREMEDYです。

TREKのフルサスペンションバイクのラインナップの中で一番「遊び」の要素が大きなバイクだと思います。
ホイールが一回り小さくなっていることで、走破性や安定性が29ホイールに劣るとは思いますが、これが機敏な操作性に繋がっています。狭く曲がりくねったトレイルでも素早くバイクを振り回して走ることができます。
実際はかなりREMEDYの高性能に助けられていることは間違いないのですが、「自分で操っている」と言う気分にさせてくれるバイクだと思います。

とにかく、REMEDYは乗っていて楽しいので、休みの日にはトレイルに行きたくて行きたくて仕方がありません。ほんとに惚れ込んでしまっています。
 

下りが抜群に楽しくて上りも楽々な【REMEDY】のラインナップ

2019モデルのレメディーは完全新設計に生まれ変わっています。3モデルありますが、どのモデルも思いっきりトレイルライドが楽しめるのでオススメです!!
TREK REMEDY 8

トレック レメディー 8
REMEDYシリーズのベーシックなモデルですが、おそらくこのバイクで何も不満は出ないんじゃないでしょうか?税別370,000円が安い!とは言いませんが、内容の充実度からすると非常にお買い得だと思います。
マットブラックにオリーブグリーンのロゴが格好良いです!
メインフレーム:アルミ/シートステー&チェーンステー:アルミ
フロントフォーク:RockShox Lyrik RC/リアユニット:RockShox Deluxe RT3
ドライブトレイン:SRAM GX EAGLE 1×12 Speed
ブレーキ:SRAM GUIDE R
ホイール:BONTRAGER LINE COMP 30/Rapid Drive 54T
ドロッパーポスト付き
カラー:マットブラック(Matte Trek Black)
フレームサイズ:15.5、17.5、18.5インチ
価格:¥370,000-(消費税別)
※【REMEDY 8】17.5インチサイズはTREK Bicycle 神戸六甲に展示中です!
 
TREK REMEDY 9.7

トレック レメディー 9.7
REMEDY 8とほぼ同じパーツ構成で、メインフレームがカーボンになっています。より軽く、より高剛性で、バイクコントロールが本当に楽しい!
メインフレーム:カーボン/シートステー&チェーンステー:アルミ
フロントフォーク:RockShox Lyrik RC/リアユニット:RockShox Deluxe RT3
ドライブトレイン:SRAM GX & NX EAGLE 1×12 Speed
ブレーキ:SRAM GUIDE R
ホイール:BONTRAGER LINE COMP 30/Rapid Drive 54T
ドロッパーポスト付き
カラー:マットコブラブラッド(Matte Cobra Blood)
フレームサイズ:15.5、17.5、18.5インチ
価格:¥463,000-(消費税別)
 
TREK REMEDY 9.8

トレック レメディー 9.8
メインフレームに加えてシートステーがカーボンになっています。そしてホイールもカーボン!さらに軽い!!
リアのショックユニットがThru Shaftと呼ばれる最新設計のユニットで、連続する衝撃を吸収する能力が向上しています。
メインフレーム:カーボン/シートステー:カーボン/チェーンステー:アルミ
フロントフォーク:RockShox Lyrik RCT3/リアユニット:RockShox Deluxe RT3 Thru Shaft
ドライブトレイン:SRAM GX EAGLE 1×12 Speed
ブレーキ:SRAM GUIDE RS
ホイール:BONTRAGER LINE CARBON 30/Rapid Drive 54T
ドロッパーポスト付き
カラー:マットグレー(Matte Gravel)
フレームサイズ:15.5、17.5、18.5インチ
価格:¥602,000-(消費税別)
 
マウンテンバイクがお考えの方は、ぜひTREK Bicycle 神戸六甲にお越しください。マウンテンバイクがコテコテに好きなスタッフがおります!!

関西ローカルですみませんが私的には菓子パンの王様!チョコが溶けるので冬の間しか持って行けないんですよね。このパンを山の中でコーヒーと一緒にいただくために上っていると言っても過言ではないかもしれません!
冬のトレイルライドは下草も少ないし、虫もいないし、山の中で飲むコーヒーも美味しいし・・・最高です!!
 


■ 大型駐車場完備
TREK Bicycle 神戸六甲は、神戸市灘区・国道43号線沿いのショッピングモール「サザンモール六甲」の中にあります。
お車でお越しの方は、1時間まで無料でサザンモール六甲の駐車場をご利用いただけます。
また、サザンモール六甲のお店で1000円以上のお買い物をして頂くと、プラス3時間まで無料でご利用頂けます。

■電車をご利用の方
阪神・新在家駅から徒歩5分、JR・六甲道駅から徒歩10分程度です。

■ 自転車でお越しの方
店舗前に自転車ラックを用意しております。お気軽にご利用下さい。
なお、ショッピングモール内ウッドデッキは車両走行禁止となっております。
お手数ですがモール敷地内は自転車を押してご来店下さい。

 

20160902main1

tw

FB

instagram-new-logo-100675023-large

人気の記事

最近の記事