大阪本町
奈良・曽爾高原へヒルクライム
2018年11月3日 [大阪本町]
こんにちは!
トレックバイシクル大阪・高山です。
先日奈良の曽爾高原に行ってきましたのでライドレポートをします。
道中の景色と高原がめちゃくちゃ綺麗だと聞いたので行ってみました!
近鉄でなんばから名張まで輪行。
青蓮寺ダムをぐるっとまわって曽爾村へ続く道へ。
道の両サイドが崖(?)でゆるい坂が続き、川沿いを何度も足を止めながら走ります。
ここの景色が超~~~綺麗なのです…!!!
写真を撮りたくなるポイントがありすぎて忙しかったです(笑)
自転車は気ままに止まって走れるところがいいですよね。
曽爾村から高原に向かう道はかなり斜度がきつくて坂がニガテな高山は心が折れ…るかと思いきや案外平気だったのです!
これもMTBで太ももが鍛えられたおかげでしょうか?
坂で自転車を押して歩くことが多々あった私ですが、今回はなんと、押して歩くどころか一度もバイクから降りずに登りきることができたのです!
鍛えればしんどくないし、楽に登れて楽に走れて楽しいということを実感した瞬間でした。
達成感と爽快感と心地いい疲労感、そして目の前に広がる絶景…。
ヒルクライムにハマりそうです。
最後はかなり斜度もきつかったですが、ゆっくり、でも着実に登ることができました。
そうして曽爾高原に到着後、駐輪場にバイクを預けに行きます。
すると、おじさんに「ここまで登ってきたの?」と聞かれます。「はい!名張から来ました」「あっ!もしかしてダム通ってきた?」「あ、そうです!」「やっぱり!車で横通ってぬかしたわ!え~よく来たなあ!」
そんな優しいおじさんに自転車を預けて高原へ。駐輪代はたったの100円!良心的!
この時点で朝9時か10時前でした。まだ人が2人くらいしかいなくて静かな高原。
ススキを見に来る人がたくさんいて混んでいると聞いていたのですが、早い時間だと空いているみたいです。
鳥のさえずりしか聞こえない中、しばらく目の前に広がる壮大な景色に見惚れてぼーっとしていました。
ススキに囲まれた階段を上っていき、少し早いお昼ご飯。
持参したカップ麺を水を沸かしていただきます。
…。ところがここで大問題。お箸を忘れてしましました。
飲みながら食べようかと思っているところにご年配の方たちがやってきて話しかけられました。
「あら~ごちそう食べるの~?」「そうなんです。少し早いお昼ごはんです!でもお箸忘れちゃって…」「あ!こんなこともあろうかと持ってきてるのよ~ちょっと待ってね」
なんとお箸をいただけました(泣)
その後も食べながらお話していると、お一人がおやつ作ってきたの余ったから食べてくれんか?と言って抹茶とあずきのパウンドケーキをくださいました。
コーヒーとともにいただきました。最高の景色を眺めながら外で食べるお菓子はまた格別ですね。
しばらくしてその先の倶留尊山に行くといって出発されました。とっても優しくてパワフルな方たちでした。
年をとってもあんなふうに元気でいたいなと思いました。
当初の予定では高原まで来たら帰るつもりだったのですが、高原から倶留尊山に入れるということと、倶留尊山が登山したかった山の一つだったこともあり、急遽登山もすることに。
ぐるっと回ってまた高原に戻るコースがあるので行ってきました。
自転車×登山、これもまた良いですね。
駐輪場まで戻ると時刻は3時。
おじさんにお礼を言うと、「10時くらいに来てたのに戻ってけーへんなと思ってたんよ~」と。
自転車できて登山して帰る人は少ないんでしょうか。登山していたと言ったら驚かれました。
長時間自転車を見張っていただいてありがとうございました!
ようやく帰路につきます。ここで温泉寄ってファームガーデンでソフトクリーム食べて…となるのが最高の流れなのですがこの日はどちらも定休日なのです。
悲しみに暮れながら横を通り過ぎようとしたら、ソフトクリームを食べているお客さんを発見!
え?!なんで?!と驚きつつ立ち寄ってみると、営業しているではありませんか!!!
店員さんに聞けば、直売所は閉まっているけどこの期間だけ特別に売店などは営業しているとのこと。
嬉々としてソフトクリームを二つ注文。
あっさりした牛乳の味がたまらなくおいしくてわたし好みのソフトクリームでした。
名張までほぼ下り坂で帰りはぴゅーっと帰れました。
輪行袋につめて電車を待っていると、駅員さんに「今日はどこに行って来られたんですか?」「さっき駅の外で袋に入れてたのみてすごいな~と思ってたんです」と言われ世間話を少しして乗車しました。
たくさんの人に話しかけてもらえてお話しするのも旅の醍醐味ですね。
曽爾高原は今の時期お昼前からはたくさんの方が来られるので早朝に行くのがオススメですよ!