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六本木

めくるめく『ジオメトリ』の世界 ~エモンダとドマーネってなにが違うの?①~

2018年10月28日 [六本木]

バイクスタッフブログ

こんにちは、「ジオメトリの魔術師」ことトレックバイシクル六本木の”どすこい”本村です。

 

 

 

嘘です。言い過ぎました。

 

よくお客様からお問い合わせを受ける、

「エモンダとドマーネって何が違うの?」という問題に対して、

ジオメトリの面からやや穿った見方をできると面白いかなと思いました。

各数値を全部見ているとキリが無いので今回は足回りを中心に。

 

 

まずはこちらをドン。これは何かというと、私たちトレックバイシクルのスタッフがお客様と

「どんなバイクが良いのか?」というのを一緒に悩むために(たまに)使うジオメトリ表です。

数字がいっぱいでワケが分かりませんね。

 

 

 

 

  

 

こちらはバイクのカタログ画像です。左がEmonda SL 6 Disc、右がDomane AL3。

これらをジオメトリ表と照らし合わせて「ふむふむなるほど、こういうバイクか…」というのを読み取ります。

もっと言えば、ジオメトリの奥には「開発者は何をしたかったのか?」が見えてくる。

 

 

 

 

 

まず気にしたいところは表の左から12番目、Wheelbaseと表の左から8番目、BB Dropです。

それぞれの値を見ると

 

車種 サイズ BB drop Wheelbase
Emonda H2 fit 54 7.0 98.1
Domane 54 8.0 101.0

 

…まだ「なんのこっちゃ?」感ありますね。この辺は実際にお手持ちのバイクと比べてみるしか無いところです。

数値をみると、ドマーネの方が同サイズではホイールベースが広くBBドロップが落ちています。

ホイールベースが広いということはそれだけ走行時の安定感があるということでもあります。

またBBドロップが落ちているバイクほどバイクそのもののもつ重心が下がり、こちらも安定感に繋がります。

一方、BBドロップが少ないといわゆる剛性感が高まり、踏んだものに対する反応が機敏になります。

ホイールベースが短いというのも、いわゆるリアセンター・チェーンステイ長が短いから…

これもエモンダの持つ特徴である「機敏さ」「反応速度」のよさに繋がります。

 

 

つまり、

Emonda=「キビキビしている」「シャキシャキしている」「反応が良い」バイク

Domane=「重心が低い」「安定感がある」「スピードの維持が得意な」バイク

だということです。

 

 

あえてネガな部分をプッシュすると、

Emonda=「安定感にやや欠ける」「スピードの維持には常に入力が必要な」バイク

Domane=「ゼロスタートはやや苦手」「出足はややもっさりした」バイク

であるともいえます。

 

 

もちろん!これらのネガティブ要素は各パイプの太さや剛性を変えることでかなり高いレベルで軽減していますし、

実際に試乗などで乗って頂いてもそうと感じる事は少ないかも知れません。

ただ、ジオメトリ上の数値ではこういうことだとご理解ください。

 

 

お客様にはよく、

「エモンダはスタートの加速に優れたバイク」

「ドマーネはスピードが乗ってきた中後半にスピードが伸びてくるタイプ」とご説明しています。

事実、スタッフの中でも自分の乗り方に合わせてバイクを変えたりもしています。

 

 

他にも、ヘッドチューブ長やハンドルリーチ、スタック、ヘッド角などなど…

ジオメトリ表から読み取れることは多数あるのですが

とっても長~~~いブログになってしまうのでまずはこのあたりで。

もうロードバイクに乗っていて、乗り換えでTREKのバイクをご検討のお客様。

または「はじめてロードに乗るけどどんなバイクがいいんだろう?」というお客様。

自分の乗り方・性格なども含めて是非お気軽にお声がけください~~~!

 

本村

 

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