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名古屋星が丘テラス

数mmの違いが大きな差を生む!~PRECISIONFIT 徹底解剖~Vol.1

2021年1月1日 [名古屋星が丘テラス]

スタッフブログ

こんにちは!

TREK Bicycle 名古屋星が丘テラス です。

 

突然ですが、皆さんは今の走りに満足していますか?

ホイール変えて重量を軽くしようかな…コンポーネントのグレード変えようかな…

そもそもバイクを新しいのに…などなど

 

ちょっと待ってください!

大きな変化を得られ、なおかつ費用も抑えられたら…嬉しくないですか?

「そんなのあるの?」と思った方に今回提案させていただくのは、

PRECISION FIT」というものです。

 

 

PRECISION FITとは

「フィッティング」というものをご存知でしょうか?

人間はそれぞれ体のサイズ、関節や筋肉の柔らかさ・可動域など、どれをとっても同じではありません。そこで効率と快適さを最大限発揮するあなたの理想的なポジションを見つけることが重要になってきます。それを導き出すお手伝いが「フィッティング」というものです。

 

PRECISION FITはトレックのアスリートが最高の効率で最大のパワーを出せるポジションを見つけるために開発されました。

そんな経験の中から、彼ら以外の多くのライダーにも役に立つことがわかりました。

サイクリングで発生する慢性的な痛みやそれに伴うパフォーマンスの低下を瞬時に解決することはできないかもしれませんが、ハイテクな分析や熟練したプロの洞察の助けを使って改善することで、どんなライダーでもライドをより楽しむことができるようになります。

それがTREKのPRECISION FITというものです。

 

それではPRECISION FITについて詳しく見ていきましょう。

 

PRECISION FITには三つのコースがあります。

コースは

①Motion Capture Dynamic Analysis (モーション キャプチャ― ダイナミック アナリシス)

所要時間 およそ3時間          ¥30,000 (TTエアロバー ¥35,000)

 

②Road Fit (ロード フィット)

所要時間 およそ2時間          ¥20,000

 

③Triathlon Fit (トライアスロン フィット

所要時間 およそ2時間半         ¥25,000

 

という3コースがあります。

 

①と②の違いはペダリング時の動きを動画を用いて解析する点。

動画で解析すると何が変わるのか、当店のPRECISION FIT担当の今井に聞いてみましょう!

 

今井「②の場合、アナログ計器を用いてフィッティング担当者がお客様のペダリングなどの動きを見て判断して修正を加えます。この時お客様は自分のどのような動きを改善したほうが良いのか、お話をしながらですがお客様は客観的に自分の動きを見ることが出来ないためどこがどう変わったのか理解しづらいという点があります。受身のフィッティングになってしまうんです。

しかし①にすることによって、ペダリングを動画で撮影→画像解析によって各部の角度測定等を行い、フィッティングをする人・受ける人が一緒にお客様の身体能力や柔軟性に合わせて改善すべき点などを理解することが出来ます。理解したうえでバイクにまたがるのと、理解してない状態でまたがるのとでは大きな差が出ます。ここが①と②の違いですね。」

せっかくのフィッティングなので自分の動きもしっかり見れた方がいいですよね。

 

フィッティングの流れ

それでは、実際のフィッティングがどのように行われるのか、詳しく見ていきましょう!

 

まずはじめに

①お客様の情報をお聞きする

「お客様の情報?年齢や体重とスポーツバイク歴ぐらいが聞かれるのかな」と思う方も多いと思いますが、お客様にお聞きすることはそれだけではないのです!

【どのようなバイクスタイルで乗るのか(例えばレースによく出場する、ゆったりロングライドなど)】

【自転車やスポーツに限らずに過去の大きなけが】

なども重要な情報となります。

過去のけが、特に骨折などは治癒過程で骨の形や筋肉量・柔軟性が変わるのでフィッティングに大きく影響を及ぼします。

 

また、普段のライフスタイルを把握する事で「どのような姿勢をよくとっているのか?」

「普段の仕事や過去の部活動ではどんなことをしていたのか」などこの情報によってパフォーマンス力も人それぞれ変わっていきます。

 

次に…

②身体測定

 

この身体測定をすることでお客様の姿勢の特徴を把握します!

人それぞれ、骨格・筋肉・柔軟性が今までのライフスタイルによって変わるため

インタビューでお聞きした情報と照らし合わせてお客様の身体能力を計測します。

 

足の大きさや膝の向き、肩幅などを測るのはもちろんですが、

筋肉の柔軟性、筋力テスト、骨盤をどれだけ寝かせられるかなどの細かいところまで測ります。

実際にとても細かいところまで測定を行っているのを見ていると、バイクは全身を使って乗っている事が分かります。

 

③お客様の現状のバイクをフィットバイクで再現

お客様の現在のバイクポジションを細かく計測して1mm単位でフィットバイクに再現します。

お持ちいただいたバイクに取りついているパーツにもよりますが、かぎりなく普段乗っているバイクを再現する為に

お客様のサドルをお借りして取り付ける事もございます。

また、ブラケットの大きさが多少違う事もございますが、握ったときの手首の角度まで限りなく細かいところまで再現します。

 

④動画撮影

次に行うのは動画撮影です。

ペダリングの効率は左右対称か?重い負荷をかけるとどのような姿勢に変化するのか?

膝の動きや向きはどうかなど、正面や真横から観察し、動画を撮影します。

この際に体のポイントにシールを貼ることで、各関節の角度やどの様な動きをするかが分かります。

 

⑤動画解析

撮影した動画をフィッターが解析していきます。改善できる点を動画を見ながらお客様と話していきます

ただし、お客様とフィッターが一緒に動画を使って客観的にライディングフォームを見ることが出来るのは「モーションキャプチャーダイナミックアナリシス(¥30,000-)」のコースだけです。

この工程があると、お客様がフィッティングによって変わる点を視覚的に捉えることが出来るので、とても理解していただきやすくなります。

 

⑥改善点を修正

フィットバイクを微調整して改善点を修正していきます。

お客様のライドポジションによっては大きく数値を変更する事もあれば、数ミリだけ動かす

もしくは数値は変更せず身体の動きだけ変えるという事もあります。

 

ミリ単位で細かく調整するだけでライドポジションは大きく変化し、パワー効率にも影響します。

ここでもお客様としっかり対話をしながら、違和感のないより走りやすいポジションに調整していきます。

 

⑦完成したポジションをバイクに落とし込む

フィットバイク上で完成したポジションをお客様のバイクに落とし込んでいきます。

※この時に使用しているステムやハンドルでは完璧なポジションを出せない可能性がありますので、適したパーツへの交換を提案する場合がございます。

 

⑧お客様のバイクでローラー台に乗っていただく

最後にポジションを落とし込んだお客様のバイクをローラー台に設置し、実際に漕いで頂きます。

お客様のバイクでフィッティングの効果が出ているか確認していただきます。

 

ここでフィッティングは一通り終了です。

 

フィッティングを受けて変わる事

フィッティングを実際に受けると

・ロングライドでの疲れ具合が全然変わる

・バイクへ力が良く伝わるようになり、楽にバイクに乗る事が出来るようになる

・今までずっと抱えてきた痛みが軽減・無くなる

 

など嬉しいことが沢山あります。

 

フィッティングはプロの選手が受けるものと思っている方も多いですが、

ロードバイクを初めて買った人から長年ロードバイクに乗られている方まで、どなたでもフィッティングを受ける価値はあります。

特にロードバイクが初めての方は変な癖がつく前に正しい姿勢で乗れるので、快適にロードバイクに乗る事が出来ます!

 

こんな人は是非フィッティングを受けてほしい!

・ロードバイクを初めて購入し、正しいポジションをとりたい方

・ロードバイクを購入し、数か月経っている方

(ロードバイクに数か月乗ると筋量や筋肉の柔軟性が変わるためポジションを変えるとさらに乗りやすくなります)

・痛みなど悩みがある方

・タイムを縮めたい方(レース志向の方)

・ProjectONEを検討する方。(購入する前に適正なポジションを摘出したい方、もしくは購入後にさらにバイクポジションを見出したい方)

 

※フィッティングは必ずしも速度のアップ等をお約束するものではございません

 

いかがだったでしょうか?

このブログでは書ききれないほど内容は濃いのですが、

少しフィッティングがどのようなものなのか分かっていただけたでしょうか?

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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