神戸六甲
『Aeolus (アイオロス) XXX Tubular』で富士ヒルクライムに挑戦しました。
2017年6月17日 [神戸六甲]
こんにちは、佐藤です。
お休みをいただいて先日行われた
日本最大級のヒルクライムイベント『富士の国やまなしMt.富士ヒルクライム』に参加してきました。
今回は少しでも早く登るため『Aeolus (アイオロス) XXX Tubular』をインプレッションをするという大義名分を作って強引に借りました。
そちらの『インプレッション』も合わせてお付き合いください。
14回目の開催を迎える今回の参加人数は驚きの1万人越え!
富士ヒルクライムの魅力
◆ヒルクライム初心者でも安心の平均斜度5%の緩い勾配。
◆制限時間は3時間15分とたっぷり。
◆がっつり自分の力を試すも良し、富士の自然を楽しみながらのんびり走るも良し、色々な楽しみ方ができる。
◆色々なメーカーのブースなども出ているのでレース以外でも楽しめる。
などの内容も人気の一つです。
最終兵器・超軽量ホイール『Aeolus (アイオロス) XXX Tubular』
今回、富士ヒルクライムにはストアの試乗用ホイールを借りて挑戦してきました。
以前試乗したことはあったのですが、その時とは違い「レースという状況で使うとどういう感じ方をするのか」が気になったからです。
XXXは付け替えて、バイクを持ち上げた瞬間、漕ぎ出した瞬間軽いと直感するほど変わります。
前後で976gという超軽量ホイール。なおかつ体重制限なしという安心感。
それらを踏まえたうえで今回の武器に決めました。
レース開始前
こういったイベントに参加するのは初めてだったのでかなり緊張していました。
会場に近づくにつれてサイクリストの姿があちこちに。
普段見慣れない光景に驚きと興奮でテンションは上がりっぱなし。
待機場所までの移動中あたりを見渡すとロードバイクだけでなく、マウンテンバイクやクロスバイク、ミニベロなどたくさんの自転車が会場に集まっていました。
「こんなにたくさんのサイクリストが・・・凄いな」
ご一緒させて頂いた出場者の方の中にはどんなバイクでどういうカスタムがされているのかを見るのが楽しみとおっしゃっていた方もおられました。
「そういう楽しみ方もいいなぁ」と思っているとスタート地点までの誘導が開始。
事前に振り分けられた番号でグループが分けられているので混雑の心配はなかったのですが、初めてのヒルクライムレースで心臓のバクバクが止まりません。
そうこうしているうちにスタートの合図。
レース開始
タイム計測開始地点の料金所までは自走なのでゆっくりと登っていきます。
ですが心拍は上がりっぱなしなのでもう何が何やらわかりません。
計測開始地点から3km位までは緊張でぎこちない走りをしていましたが、ほぐれてきたのかフッと体が軽くなり楽になりました。
ベストの状態で走っているとあることに気付きます。
『脚回るし、進むなぁ・・・』
Aeolus XXX ホイールのおかげですね。
軽いことで回るのは当たり前なんですが、それ以外で今回感じたのは、ダンシングする時の立ち上がりのスムーズさです。
普段はRaceホイールを使っているんですが、その時と比べると脚を消耗せずスムーズにダンシングへ移行できるのを実感しました。
超軽量ホイールですが剛性もあるので、入力したパワーが逃げることなく推進力に変わり、ここぞという時の反応も十分にあるポテンシャルの高いホイールです。
ヒルクライムにはもってこいのアイテムだと確信。
感動のゴール
楽しい時間というものはすぐ過ぎるもので、気が付けば五合目の看板が。
あとは一気にラストスパート。
をかけるも、標高は2,000mを超えていますから当然酸素薄いです。
下界と同じ感覚で踏み続けたので途中から心拍と胸?のあたりの苦しさが尋常じゃないくらい上がりましたが何とかゴールまで踏み切り、目標タイムを4分上回ることができました。
XXXの恩恵は大きいですね。
ゴール後、見上げると視界いっぱいに広がる富士山が!
達成感と感動で胸がいっぱいになりました。
記念撮影をしたら下山です。
6月とはいえ標高2,000mを超えると気温5℃という寒さなので、上りでかいた汗で体が冷えないうちに冬装備に着替え安全にゆっくりと下りました。
人生初のヒルクライムレースでしたが本当に楽しい2日間でした。
ヒルクライムイベントやレースに初めてチャレンジしてみたい方へおススメのイベントです。
レースとはいうものファンライドのような感覚なので参加しやすいのも特徴の一つです。
是非、次の富士ヒルクライムにエントリーしてみてはいかがでしょうか。
今回の経験をもとに色々とアドバイスさせていただきます!