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サザンモール神戸六甲

新たな武器を手に入れ、最強のエンデュランスバイクが帰ってきた!

2016年4月12日 [サザンモール神戸六甲]

スタッフブログ

 

羊の皮を被った狼・・・最強のエンデュランス レースバイク『DOMANE SLR』登場!

 

こんにちはトレックストア神戸六甲 内田です。

 

ついに発表になりました新型ドマーネ!

 

名前も『ドマーネ SLR』となり、よりレーシーなイメージとなりました。

 

domane_slr_6

 

 

もちろん変わったのは名前だけではありません。

 

今日はカタログではなく、数値では分からない新型ドマーネ SLRの魅力をたっぷりご紹介いたします。

 

進化した各Iso Speedや新システムをじっくり感じるため、そしてデータによる先入観が出ないように、データは見ないで試乗してきました。

 

コースは路面の悪いサイクリングロードから六甲山頂まで登り、そして山頂からの下りをテスト。

 

 

 

それでは数値では分からないインプレッション スタート!

 

まずはドマーネの得意分野、痛んだ路面が続くサイクリングロードと、川沿いに続く石畳を30km/hオーバーで走ってみました。

 

路面から伝わる振動の吸収力は明らかに第一世代よりマイルドになっており、カーペットの上を走っているような錯覚を覚えます。

 

DOMANE SLR16

 

 

またサイクリングロードと並走するダートでは、木の根っこや凹凸の芝生も遠慮なくガンガン走りましたが、身体に感じる振動は優しく、少し大きな障害物に対してもIsoSpeedの振動吸収とシートチューブのしなりが、衝撃をうまくいなしていることが感じられました。

 

これは後で紹介します新システム『Iso Speedスライダー』『フロントIsoSpeed』がハンドルから伝わる手首や肩への衝撃を吸収し、第一世代とは全くの別物のストレスはほぼ無し!といってもオーバーではない優れたシステムとなっています。

 

DOMANE SLR14

 

次に加速性能について、これは第一世代のインプレッション【徹底試乗】シリーズ第2弾『DOMANE』~通勤編~【徹底試乗】シリーズ第2弾『DOMANE』~ロングライド編~でも書きましたが、ドマーネは丁寧なペダリングを意識するとよく進む印象をもちました。

 

これはトルク型(重いギアをガンガン踏んでいくタイプ)の私より、回転型(軽いギアで回転数を上げて漕ぐタイプ)の方が合っていると思います。

 

もちろんSLRは第一世代を超える走行快適性を備えている以上、ペダリングを意識した走りを求められる・・・そう思っていました。

 

 

 

が!

 

予想はガッツリ裏切られました。

 

信号待ちからの0発進、そして中速域からの加速性能はEmonda SLを彷彿させる反応で、ダウンチューブからBB、チェーンステーにかけて驚くべき高剛性に仕上げてきたことがわかります。

 

またペダリング中の細かい踏み込みに対しても、ぼやけることなくハッキリと踏み込んだ分の反応があり、走ることがより楽しく感じました。

 

そして高速走行では、MADONE程の伸びはないものの合格点の走りで、先頭を走っても後方に回っても、安定感のある走りを見せてくれました。今回は標準装備のホイール『パラダイムCOMP』でテストしましたが、カーボンディープホイール『アイオロス』を装着して走れば、また高速域の伸びもさらに良くなるでしょう。

 

六甲山ヒルクライム中はOCLV600カーボンの軽さが効いて、これまた安定感のある素直な登坂力

 

DOMANE SLR9

 

そしてダンシングではフレーム下部の剛性が効き、踏み込むたびに前へ前へと力強く進みます

 

DOMANE SLR11

 

気になるフロントISO Speedの撓みも無く、気持ちよく力強く登れました。むしろマドンで走っていると登りでも気になるハンプ(ドライバーにスピードの低下を促す凸凹)による振動が、かなりマイルドに感じハンプの続く路面は登りも下りも走りやすかったです。

 

DOMANE SLR8

 

 

DOMANE SLR10

 

 

最後に下り!

 

サイコー!(笑)

 

下りが苦手な私も、あきらかにマドンより安心してコーナーを駆け抜けることができました。

 

第一世代と同じく長いホイールベースと低いBB位置(低重心)、スイープしたISO Speedフォークのエンデュランスジオメトリ―が下りでの安定性・・・いや安心感を手に脚に、そして視覚に感じさせ、怖さを感じずに楽しく下ることができました。

 

DSC01306

 

 

この安心感は乗り手のスキル差はあるにせよ、全てのライダーがそのレベルの中で感じられるのではないでしょうか!

 

もちろんこの安心感はフロントISO Speed、リアISO Speed、ISO Speedスライダーが極限まで路面振動を吸収することにより、下りへの恐怖感を取り除いているのです。

 

 

さぁ楽しいテストライドが終わったところで、ドマーネSLRのデータを見てみましょう。

 

すげぇ!

 

初めに頭に浮かんだフレーズです。各振動吸収システム構造は「すげぇ!」の一言。

 

特にフロントIsoSpeedのメカニズムは斬新で、設計者の発想力、頭の柔らかさを感じます・・・天才ですね!

 

さらに新しいIsoCoreハンドルバーとの相性も良く、一般的なハンドルバーよりも20%も振動を低減させ、特に高周波の振動を吸収し手や肩に優しくなってます。

 

無題

 

 

リアIsoSpeed、そして新たにシートチューブに設けられたIsoSpeedスライダー
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縦方向の振動吸収性を、ライダーの好みやコースのコンディションに応じて調整が可能で、スライダーの撓りを一番大きく設定した場合、14%も振動吸収率はアップしています。

 

フレームはトップチューブとシートチューブの独立式から一体型にパワーアップしたことにより、フレーム上部で振動吸収し、フレーム下部での剛性を上げてきたことがテスト中も走りの強さを感じられました。

 

 

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しかも!これだけの新テクノロジーを搭載して、第一世代との重量差はほぼ無し!

 

DSC01288

 

 

 

超軽い!

 

軽量パーツを装着すれば6Kg台も夢ではありません。

 

さぁ新型ドマーネSLRどうですか?

 

 

最後になりますが、実は今回のインプレッションは2日間にわたり走っています。

 

初日は標準装備のR3 700×28Cで、そして2日目はR3 700×25Cでテストしています。

 

DOMANE SLR2

 

そうなんです!タイヤが28Cだからマイルドなんじゃないの?そんな質問が必ずあると思い、2つのサイズでテストしています。

 

そしてインプレッションは25Cでの評価です。

 

 

DOMANE SLR1

 

 

28Cと25Cでは確かにエアボリュームの多い28Cの方が振動に対してマイルドですが、差は微々たるもの!やはりドマーネのテクノロジーそのものの進化が見えました。

 

 

DOMANE SLR4

 

 

最強のエンデュランス レース バイクは、その快適性に磨きをかけ剛性という更なる武器を手に入れ、あなたの前に戻ってきました。

 

 

DOMANE SLR6

 

 

 

初めに書いた羊の皮を被った狼・・・

 

普段マイルドな乗り味のエンデュランスバイク ドマーネが、一踏みでスパルタンなレースバイクとなり一瞬で戦闘モードに入るようになった!

 

私がSLRに乗り、一番進化を感じた『踏み込んだ瞬間の反応』コレこそ新型ドマーネの新しい武器なのだと思います。

 

 

DOMANE SLR7

 

 

第一世代を試乗し、好みの走りを感じられなかった方、もちろん現ドマーネオーナー様も是非とも試乗してください。

 

完全に生まれ変わってます!

 

トレックストア神戸六甲では、ドマーネSLRの試乗車を常時準備しております。

 

新しくなったドマーネ、もしかするとあなたの最強のパートナーとなるかもしれません。

 

新型ドマーネSLRはこちらから・・・DOMANE SLR

 

 

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