大阪本町
第2世代Domane SLR登場!初代モデルとの違いを徹底解説
2016年4月5日 [大阪本町]
2012年の登場からエンデュランスロードバイクの代表作としてその地位を確立してきた「Domane(ドマーネ)」が、さらなる進化を遂げた“第2世代”として新たに登場いたしました!
その名も“Domane SLR“です。
トレックストア大阪には早くもDomane SLRの実車が届いております。
では早速、写真を交えながら初代Domaneとの違いを詳しくご紹介していきたいと思います。
初代「IsoSpeed」 ⇒ 第2世代「調節式IsoSpeed」
Domaneを代表するテクノロジーである「IsoSpeed」がさらなる進化を遂げて「調節式IsoSpeed」に生まれ変わりました。ライダーそれぞれの体格や好み、さらにはコースや路面のコンディションに応じてIsoSpeedの柔軟性を無段階でセッティング可能となります。調整方法は至ってシンプル。ボトルケージの固定を兼ねたボルトを1本緩めていただき、調整スライダーを上下させて任意の位置で再び固定するだけです。シートチューブにはスライダーの位置を確認するための目盛りが表記されているため、微妙な位置調整や以前のセッティングを再現することも容易に出来ます。スライダーを一番低い位置にセットした際の振動吸収性は、初代Domaneと比較して14%も向上しており、荒れた路面への対応力が格段に向上しています。逆にスライダーを高い位置にセットすれば、今まで以上にソリッドな乗り味にも変更できるということで、一台のバイクで様々なフィーリングが楽しめるのは非常に魅力的です。
フロントIsoSpeed
「調節式IsoSpeed」も驚きのテクノロジーですが、第2世代Domane SLRにおける最大のトピックスは何と言っても「フロントIsoSpeed」ではないでしょうか。フロントフォークのステアリングコラムをヘッドチューブから独立させることで縦方向のしなりを生み出し、路面からの突き上げをいなす、というこれまでのロードバイクの常識を覆すような驚愕のテクノロジーを採用しています。初代Domaneも従来のロードバイクに比べて約2倍の振動吸収性を実現していましたが、このテクノロジーによりフロント部の振動吸収性をさらに10%も向上させています。
IsoCore ハンドルバー
「フロントIsoSpeed」はフロントフォークが受ける比較的大きなショックに対して非常に高い効果を発揮します。さらに路面から伝わる微細な高周波振動もしっかり吸収することで、快適性のレベルを格段に向上させることができます。その役割を果たすのが新開発の「IsoCore ハンドルバー」です。OCLVカーボンで成形されたハンドルバーの内部は特別なサーモプラスチックエラストマーのレイヤー構造となっており、一般的なカーボンハンドルより20%も振動を低減させ、特に高周波の微振動を吸収してくれます。TREKは開発グループ内に世界屈指のプロロードチームを支えるアクセサリー&パーツブランドである「ボントレガー」を有していますので、バイク全体をひとつのシステムとして完成させることが出来るのが大きな強みと言えます。
選べる2つのジオメトリー
「エンデュランス ジオメトリー」と「Race Shop Limited プロエンデュランスジオメトリー」という2つのジオメトリーを選択することが可能となりました。「エンデュランスジオメトリー」は従来から定評のあるジオメトリーをそのまま踏襲しており、長めのヘッドチューブがもたらす快適なポジションや安定感のある走りを実現しています。ロングライドを目指す多くのライダーにとって最適な設計といえます。一方の「Race Shop Limited プロエンデュランスジオメトリー」は長いホイールベース、低めのボトムブラケット位置、短めのヘッドチューブ長を備え、スピードや反応性を損なわず、安定性とハンドリング性能を最大限に高めています。アグレッシブな乗車姿勢を好み、荒れた路面での操作性を求めるライダーのニーズに応えるレース志向のジオメトリーです。初代Domaneにも”クラシックエディション”というカンチェラーラ選手のバイクと同設計の特別モデルがサイズ・数量限定で発売されましたが、それを思わせるジオメトリーとなっています。
最新規格のブレーキシステムを採用

Domane SLRにはキャリパーブレーキとディスクブレーキ、どちらのモデルも用意されています。キャリパーブレーキは最新のダイレクトマウント規格を採用。同じくディスクブレーキにも最新のフラットマウント規格と12mmスルーアクスルを採用しており、優れたブレーキ性能と最先端のパーツ構成を実現しています。
さらに広がったタイヤクリアランス
キャリパーブレーキモデルは28c、ディスクブレーキモデルは32cのタイヤをそれぞれ装着可能となっており、初代Domaneよりもさらに広いタイヤクリアランスを実現しています。どちらもCPSC(アメリカ合衆国消費者製品安全委員会)とISO(国際標準化機構)のクリアランス基準をクリアしているため、安心して太めのタイヤを使用することができます。タイヤ選択の幅が広がったことで、これまで以上に多彩なルート攻略や新たなライディングスタイルにチャレンジすることが出来ます。
Domane Control Center

ひと足早くフルモデルチェンジしたエアロロードバイクMadoneから受け継いだテクノロジーである「Domane Control Center」を採用。Di2 内蔵バッテリーをダウンチューブのボトルケージ直下に収納することが出来ます。これにより新型の「調節式IsoSpeed」構造とDi2バッテリー内蔵化を両立し、スッキリとした外観とエアロ性能の向上を実現しています。メンテナンス性も良好で、バッテリーへのアクセスがこれまで以上に容易です。
第2世代Domane SLRのライナップをご紹介
フレーム
OCLV 600 Series
メインコンポ
Shimano Ultegra Di2
ホイール
Paradigm Comp TLR
フレーム
OCLV 600 Series
メインコンポ
Shimano Ultegra
ホイール
Paradigm Comp TLR
フレーム
OCLV 600 Series
メインコンポ
Shimano Ultegra
ホイール
Paradigm Comp TLR Disc
早くもProject Oneに登場です
Domane SLRのProject Oneカスタマイズシュミレーション
完成車にはない多彩なカラーバリエーションとパーツ構成を自由にカスタマイズ可能です。
是非とも理想のDomane SLRをシュミレーションしてみて下さい!
今なら期間限定の試乗車があります
Domane SLR 6 サイズ:52cm(適応身長およそ165~172cm)
気になる方は是非ともこの機会にDomane SLRの性能を体感してみて下さい!
スタッフインプレッション
さらなる進化を果たした第2世代「Domane SLR」の性能を体感すべく早速試乗してきました。今回は、あえて路面の荒れた道を選んで走ってきたのですが、「さすが」の一言です。初代Domaneの長所をさらに伸ばしつつ、初代モデルにはなかった「フロントIsoSpeed」や「リア調整式IsoSpeed」そして走破性抜群の「700x28Cタイヤ」等を採用している為、普段のロードバイクでは気を使って走らなければならない場所も何の不安もなく快適に走ることができます。スピードはもとより長距離を最後まで疲れずに楽しく走りきるのに最適なバイクです。関西圏なら、淡路島や琵琶湖などロングライドにぴったりなロケーションも豊富なので、最高の相棒になること間違いなしですね。もちろん「Project One」にも対応しており、新たなペイントスキームとペイントカラーが追加で用意されています。
実は・・・私もたまらず自分のバイクをProject Oneでオーダーしてしまいました。
今なら試乗車もご用意しておりますので、第2世代Domane SLRの魅力をぜひご体感ください。