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【DOMANE】テクノロジー紹介

2016年4月5日

バイク

■リアの調節式IsoSpeed

rearISOSPEED

Domaneはすでに、ライダーのパワーすべてを路面に伝えながら、
従来のロードバイクよりも2倍の振動吸収性を持つバイクであった。
他のどのメーカーよりも製品開発に力を入れているトレックのエンジニアは、
トレックのプロアスリートたちと協力し、このテクノロジーをさらに改良すべく、
新型の開発に着手した。ライダーたちはサイズや体格が大きく異なり、
Domaneをさまざまな環境や路面で乗りながら、好ましい走りの質を追い求めた。
Domane SLRの2対からなるシートチューブの中心に新たに設置されたスライダー。
このスライダーで、Domane SLRの縦方向の振動吸収性を、
ライダーの好みやコースのコンディションに応じて調整が可能。
スライダーを一番低い位置に調節した際の縦方向の振動吸収性は、
初代Domaneと比べ、全体的に14%も向上している。

 

■フロント IsoSpeed

frontIsospeed

第1世代のIsoSpeed テクノロジーが、ライダーの体重の多くを支える一方で、
身体全体での快適性を考えた場合、まだそこには改善の余地が残っていた。
この課題は、Domane 第1世代の開発が開始された2010年にも直面していたものだ。
トレック・エンジニアがドマーネに求める要素は、一切の効率性や操作性を損なうことなく、
振動を低減させることだ。今回新たに着眼したフロント周りの快適性への解決策は、
ある意味リアと似ている。新たに搭載した「フロント IsoSpeed」は、
ステアリングコラムをヘッドチューブから独立させてしならせるテクノロジーで、
従来のロードバイクと比較し、バイク前部の縦方向の振動吸収性を10%も向上させる。

 

■IsoCore ハンドルバー

Isocore

開発において、同じ施設内に世界のプロロードチームを支える、
アクセサリー&パーツブランドである「ボントレガー」を持つメリットの一つは、
彼らの専門的知識をすぐに入手でき、バイクを一つの完成されたシステムとして
製品開発を行えることである。開発チームは「フロント IsoSpeed」が
特別な機構であることはわかっていたが、それに高い周波数の振動に対応する
新型ハンドルバーを加えれば、その効果が増大することも分かっていた。
そこで、ボントレガーの開発チームが出した結論は、
まったく新しい「IsoCore ハンドルバー」だ。この新型ハンドルバーは、
OCLVカーボンで成形され、特別なサーモプラスチックエラストマーの
連続インナーレイヤーでできている。これは一般的なカーボンハンドルバーより
20%も振動を低減させ、特に高周波の振動を吸収してくれる。

 

■ディスクブレーキモデルとさらに広がったタイヤクリアランス

tire

Domane SLRには、キャリパーおよびディスクブレーキモデルが用意され、
どちらもより広いタイヤクリアランスが確保されている。
このモデルをさらに多用途にするため、
Domane SLRは28cタイヤを、Domane SLR Discでは32cタイヤを履かせることができ、
CPSC(アメリカ合衆国消費者製品安全委員会)とISO(国際標準化機構)の
クリアランス基準をクリアしている。
キャリパーモデルのDomane SLRは、軽量なダイレクトマウントブレーキを、
ディスクブレーキモデルは12mmスルーアクスルを採用。
両モデルとも、外から見えないフェンダーマウントを装備している。

 

■その他の特徴

other

多くのブランドが基本モデルを徐々に変更していく一方で、
トレックは異なるアプローチを選び、すべてのサイクリストがより良い走りを体験できる
いくつかの設計を、特徴として付け加えた。
エアロモデルとして最も称賛されるMadoneから、その特徴の一つを受け継ぎ、
Domane SLRは「Domane Control Center」を採用、Di2 内蔵バッテリーを
ダウンチューブのウォーターボトルケージの真下に収納することができる。
さらなるカスタムオプションを求めるライダーのために、
Domane SLR キャリパーブレーキモデルは、プロジェクトワンに登場。
ジオメトリーは、
「エンデュランス ジオメトリー」と
「Race Shop Limited プロエンデュランスジオメトリー」と用意。

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