六本木ヒルズ
【ギャラリー】DOMANE SLRの写真です
2016年4月5日 [六本木ヒルズ]
こんにちは、自称六本木店専属カメラマンの上田です。
新型ドマーネ、DOMANE SLRの気になる写真をお届けします。
みなさま気になりますよね!そんな気になる写真をどこよりも早くお届けします。
■DOMANE SLR
■ダイレクトマウントブレーキに対応
標準でBontrager製のSpeedStopブレーキが付いています。
リアのダイレクトマウントブレーキのアーチ裏にはフェンダーを取り付ける為のダボ穴があります。
■シートステイの調節式IsoSpeed付近
IsoSpeedのしなり具合を調節するスライダーが付いています。
■フロントIsoSpeed
■IsoCoreハンドル
■28cサイズタイヤを標準装備
■OCLV600グレードのカーボンフレーム
Di2バッテリを格納する蓋があります。
■シートチューブIsoSpeedを分解
■フロントIsoSpeedを分解
いかがですか?新型ドマーネ。とても興味深いギミックが満載ですね。
新型のシートチューブIsoSpeed
革新的なシステムです。調節スライダーを一番低い位置に設定すると、第一世代ドマーネより14%も振動吸収性が向上します。もちろんシートステイのしなり具合は乗車姿勢やライダーの質量で大きく変化します。自分好みの設定ができるのが新型ドマーネの特筆すべき点でしょう。
私自身テストライドで長い距離を走りましたがスライダーを一番低くした状態が一番好みでしたね。体重60kg前後ならスライダーを低めに設定した方がドマーネの良さが体感できるかと思います。ただここらへんは好みの匙加減になると思います。クルマでもガチガチのバケットシートが好きな人が居ればフカフカなお座敷シートが好きな人も居ます。ライドスタイルに合わせて調節できる調節式IsoSpeed、これは本当に興味深いシステムです。
- フロントIsoSpeedテクノロジー
第一世代ドマーネと新型ドマーネの大きな違いがフロントIsoSpeedテクノロジーです。ヘッドチューブに内蔵された全く新しい機構です。本当に驚きました。ヘッド周りといえば競技用自転車の要です。そこにIsoSpeed使って大丈夫なの?!というのが第一印象でしたが、予想に反して素晴らしいシステムでした。懸念していた登坂時の沈み込みは全くありませんし激坂でダンシングしてもノーマルヘッドのバイクと何ら変りません。ハンドリングも第一世代ドマーネと同じです。
第一世代ドマーネとの明白な違いはハンドル周りの衝撃吸収性の良さです。ヨーロッパの石畳とまではいきませんが日本の路面事情も田舎へ行けばあまり良い所ばかりではありません。路面に亀裂が入っていたりアスファルトが剥がれていたりします。そこへ勢いよく突っ込めば当然物凄い衝撃がライダーの上半身を襲います。フロントIsoSpeedはその突き上げによるストレスからライダーを守ってくれます。
- IsoCoreハンドル
カーボンハンドルに座布団を敷いたようなハンドルです。パッドをバーテープの下に忍ばせておくこのようなハンドルを以前からBotragerから出していたのですが実際に使用したのは初めてでした。これが物凄く快適です。大きな衝撃はフロントIsoSpeedで路面の細かな振動はIsoCoreハンドルでカットしてくれます。ただし、長期間使用すればパッドが潰れてくるので定期的な交換をおすすめします。バーテープを巻き替える際、一緒に交換しましょう。交換用のパッドはトレック正規販売店でお買い求めください。
- ダイレクトマウントブレーキ
新型ドマーネには標準でダイレクトマウントブレーキ式となりました。完成車に付属するブレーキはBontrager製のSpeed Stopとなります。
- 28cタイヤの装備
フレームとフォークのタイヤクリアランスが見直され第一世代ドマーネに標準装備されていた25c規格から更に太い28cを標準で履いています。クロスバイク並みのタイヤの太さを手に入れたドマーネ、乗り心地の良さだけでなく走行の安心感も得られます。タイヤはBontragerR3です。今までに無かった28cのラインナップが加わりました。フロントIsoSpeedと相まって乗り心地の良さに貢献しています。
タイヤのサイズアップは乗り心地だけでなく路面状況に過敏にならなくても良いというメリットをもたらしました。特にロングライドでは昼夜を問わず走り続けますので四六時中路面状況を気にしながら走らなくてはなりません。しかし、走破性が高くなったタイヤはそんな精神面のストレスすらライダーから解放してくれます。今回300km走ってみて本当に気持ちが楽でしたね。乗れば分かります。
第一世代ドマーネに長く乗っているからこそ分かる新型ドマーネの進化。気になる方は直接トレックストアまでお越しください。わたくし上田がご案内いたします。
UEDA