神戸須磨
フラッグシップストアの組立紹介 vol.2
2015年12月9日 [神戸須磨]
こんにちは、トレックフラッグシップストア神戸 テックスタッフの多田です!
皆様、寒くなってきましたが風邪など引いてないでしょうか?
スポーツバイクに乗って、健康的な身体を作っていきましょうね!!
さて、前回のブログで”スポーツバイクの開梱作業”をご紹介致しました。
箱から出して”はい!終わり!!”ではないのです。
今回は連載第2回(計5回)!皆様の足となる” ホイールの調整作業”についてご紹介致します!
其の弐:ホイールの調整作業
開梱作業が終了したら、次の工程としてホイールのハブ調整・振れ取りを行います。
※ハブとは? ホイールの回転を司る部分。ホイールの中心部にある円柱型のパーツです。
※ホイールの振れとは? ホイールの軸方向(横)や半径方向(縦)に車輪が歪むこと。
ホイールが未調整の場合ですと、ハブの回転が重く、快適な走行ができない場合があります。また、使用範囲内ですがホイールに横・縦の振れが発生しています。
この状態で走ってしまうとハブの寿命が短くなり、徐々にホイールの振れが大きくなります。
これらが原因で”ブレーキパッドの片効き(ブレーキパッドが片側のみ制動面に強く触れてしまうこと)”等の問題が起こり、最悪の場合、走行不能に…。
ホイールを快適かつ長く使用するために必須な作業項目です。
ハブは左の写真のような専用工具(ハブスパナと言います)を使い、”ガタのない“かつ”回転がスムーズ“になるよう調整をします。勿論、ハブの最終調整前にはハブ内のグリスアップも行っています!
スプロケット(後ろのギヤ)を一度取り外し、固着を防ぐためにグリスを塗布します。
そして、適正のトルク(ネジの締め付ける力)で締め付けを行います。
これらの作業が終了したら、いよいよホイールの振れ取りです。
ホイールの振れ取りも専用工具を使用し、横・縦の振れ取り、車輪のセンターが出るように調整します。冒頭にも書きましたが、ホイールが回転している時の”横の歪みは横振れ”、 ”縦の歪みは縦振れ”と言います。また、”車輪が左右対称か否かを判断する作業”は”センター出しの作業”と言います。
皆様の大切な一台、真剣に取り組んでおります!
以上の作業は車輪の性能を最大限に引き出す大事な工程です。
如何だったでしょうか?これらの作業も一切妥協致しません!
次回は”其の三:サドル・ハンドル・レバーの角度調整とワイヤーの調整”をご紹介致します!
それでは、また来週!!
“関西・兵庫・神戸”でスポーツバイク(ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイク)のことなら、トレックフラッグシップストア神戸須磨店におまかせ下さい!
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もちろん自転車ラックもありますよ!
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