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六本木ヒルズ

Cancellara Wins Tour of Oman Stage Two

2015年3月8日 [六本木ヒルズ]

スタッフブログ

  こんにちは!こちらトレックストア六本木 関根でございます。

トレックファクトリーレーシング公式ブログの和訳でございます。

内容はカンチェラーラが1位を取ったツアーオブオマーンの第2ステージに関してです!

 

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2月18日水曜日、ファビアン・カンチェラーラはツアー・オブ・オマーンにて第二ステージの195キロの距離を走り抜き勝利を収めた。アルハズム砦から始まる第2ステージは、距離3キロにも及ぶアル・ジッサの上りがあり、その5キロ後にはゴールという風に構成されている。

 

モビスターのアレハンドロ・バルベルデは最後の決定的な上りで引き抜いて行ったが、それでも15人ほどまだ付いて行くライダー達がいた。そして、すぐさま集団を立て直し、ラスト1キロのところで嵐のように走り始めた。そして、長く暑い日を終え、好調のカンチェラーラは緩やかな上り坂でスパートをかけて、バルベルデとグレッグ・バン・アーベルマート(BMC)を追い抜き勝利した。

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「勝つことが出来てとても嬉しいし満足しているよ。勝てて当然だし、チーム全体の自信にもつながるしね。」と、意気揚々とカンチェラーラは話した。「カタールも良かったんだけど、機会を逃して良い成果を出せなかった。僕らはチームのモチベーションを上げる為、昨日はとても良いミーティングをすることが出来たんだ。だからこそ皆が良く活躍してくれた。今日は皆自分自身の為になるよう行動してくれたし、それがあって僕自身レース中落ち着いている事が出来たんだ。その結果レースに勝つ事が出来たしね。とても素晴らしい事だよ。」

 

ジュリアン・アレドントもまた6位でゴールすることが出来た。アル・ジッサの頂上を最初に上った彼だが、カンチェラーラもペースを変えずに遠くないところにいた。19人の集団を引くのはBMCの3人だったが、そんな状況はカンチェラーラにとっては好条件だった。

 

「先頭にはBMCのライダーが3人いたけど、それはそれで良かったんだ。彼らはダウンヒルでペースを上げてから集団をコントールしていったからアタックを掛けられる事はなかった。」と、カンチェラーラは付けくわえた。「最後のスプリントの時、左に少ししかスペースが無くて、正直怖かったんだよね。今日は気温が40度を越えているし、とても乾燥しているから、途中何度も苦しめられたよ。海岸沿いに辿り着いた時後は蒸し熱かったんだけれども,逆にそのほうがは良かったんだ。サポートカーまで近づいて、補給した後にはもう準備万端という感じだったよ。今日はチームに助けられっぱなしだった。みんないつも僕の近くにいてくれて、クライムの後や前でも助けてくれたし、ジュリアンにはクライム中も助けられたよ…彼は僕の最高速度に着いて来られるから、僕は彼の後ろでひたすら漕ぐだけだったよ。僕らにとっては良いシチュエーションだったし、助けによって僕は自分のリズムを崩さないように上るだけだったからね。」

Tour of Oman - Stage 2

ツアー・オブ・カタールは困難なレースではあったにも関わらず、トレックファクトリーレーシングはチームで協力することにより勝利を収め、全体を通して良い成績を残すことが出来たが、それはカンチェラーラの第3ステージの2位という成績があってこそだ。それでいいのだが、十分ではない。

 

「昨日のミーティングでチームメイト達に出場するステージで勝ちに行きたいと言ったんだ。だから幾つかのステージは少しではなく、本気で勝負をしに行き、レースに集中しに行くよ。」そうカンチェラーラは強調した。「カタールからここに来るまでに風邪をひいてね、少し落ち込んだよ。でも、自分自身に良い脚もあるし、よく休めたし、チームが僕の周りで走ってくれている、と言い聞かせたんだ。そして今日、全て上手く事が出来たんだ。カタールでもそうだったけど、チーム全体で取り組む事が出来たし、カタールとオマーンのレベルも去年よりも格段と上がっている。この勝利を含めて、ボブ・ユンゲルスの勝利、バウケ・モレマの2位、どれも今年僕らがいい方向に向かっている事を差している。去年の僕らの功績はまだ準備段階に過ぎない、今年からは僕らの功績を一層積み立てていく為に動くよ。ファビオ・シルベストレもスペインのレースで2位を取っているし、良い感じだよ。この冬はとても良い結果を残せていると思うね。僕らにとっても、チームにとっても、トレックやスポンサーの人にとっても良い事だね。もちろん、僕ももっと結果を残していきたい。今も自分が成し遂げたい事の為に努力しているよ。結果重視でいくつもりさ。」

 

我々が最終的に、監督ディルク氏を見つけた時、彼はカンチェラーラの勝利の後はずっと笑顔だった。それもチームが密かに狙っていたステージというのが今回のステージであり、彼らの思い通りに動く事が出来たからである。「ミーティングでは多くは言わなかったが、皆ファビアンとのレース時に、彼と一緒に勝ちたいと思っていた。とても長いステージで、しかも暑くて、一日中30~40度あたりだった。最後の上りでジュリアンは3人のライダーと一緒だったんだが、頂上を最初に越えたのがジュリアンなのを確認した時はとても喜ばしかった。順位発表の時にファビアンとジュリアンの両方の名前が発表された時はとても嬉しかった。勝利を収める事が出来て本当に嬉しいよ。」

 

ファビアン・カンチェラーラは第2ステージで勝利を収めた事により赤いリーダーズジャージを身に纏う事が出来き、次のステージにてバルベルデよりも4秒のアドバンテージを獲得することが出来た。辛い山頂上りが第4ステージで立ちはだかるがし、カンチェラーラの生んだ小さなアドバンテージを元に、チームの全力で挑むだろう。しかし、今年は強く、親密なチームワークを見せつけた上、モチベーションと共に好調のカンチェラーラがいるため、今回のレースはトレック・ファクトリー・レーシングにとって良い結果をもたらすだろう-何が起ころうと、今後の活躍に目を離せないのは確かだろう。

Tour of Oman - Stage 2

 

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