六本木ヒルズ
Cancellara second in Qatar stage three time trial Vol1
2015年2月24日 [六本木ヒルズ]
小春日和の2月24日。
レース結果が続々届いて、シーズンインを感じますね。
当店関根は、今シーズンのカンチェラーラ選手を追いかけております。
まず第一弾の、ツアー オブ カタールの第3ステージをお届けします。
ジャパンカップに来日してくれる事を前提に、今シーズン最後まで追っかけ翻訳ブログのスタートです。
では、じっくりお読みください。
“But with my effort, where my condition is, that is something that will motivate me for the next days.”
ツアー・オブ・カタールにおいて、ファビアン・カンチェラーラとブラッドリー・ウィギンスのタイムの競り合いになる事は誰もが予想していた。
しかし、最後でニキ・テルプストラが2人のタイムを追い抜き、10kmのロードタイムトライアルをトップに抜き出て集団をリードしていった。
カンチェラーラは二位でゴールし、テルプストラより8秒遅れてのゴールとなった。そして3位になったウィギンスは、カンチェラーラのゴールタイムより1秒遅れて3位の座に就いた。
「もちろん、2位である事は残念に思う」と、タイムトライアルから戻ったカンチェラーラは話した。「8秒?結構あるね。多分全レーサーを含め、ブラッドリーも僕も全力で走っていたと思うけど、まだその差に驚いているよ。1kmあたり1秒の遅れってことだよね。でも、これがレースなんだ、これがタイムトライアルなんだ。僕はベストを尽くしたよ、やれることは全てやった。だからもう満足さ。」
カタールでのレースは強風がライダー達の大きな問題であり、火曜日に行われた第三ステージでも同じだった。ホットケーキのように綺麗な表面のコースは砂漠に囲まれており、吹き荒れる風は激しく旗をはためかせると同時に、それをレーサー達に幾度も襲いかかるのだった。
10kmタイムトライアルはロードバイクで行われた、そしてブラッドリー・ウィギンスは、カンチェラーラよりも後に出発し、自己ベスト記録の14分12秒をたたき出した。
この短時間のタイムトライアルで、カンチェラーラはウィギンスよりも1秒早くゴールした。ほとんどの人がこの結果に満足しただろうと思う、しかしテルプストラは、2人の有名選手のタイムを追い抜いた上、間を詰めさせる事もなく、14分3秒という記録を出しレースを狂わせた。
「もし“8秒”もの差で負けたのならば、もう何もいうことはできない。」監督のディルク・デモルは指摘した。「もうターンをミスしたとか、そういうレベルじゃないんだ。ファビアンがフィニッシュラインをブラッドリーより一秒早く走ったというのは、私の期待通りだった。彼がミスを犯したとは言えないし、良いレースをしてくれた所からコンディションが悪かったとは言えない。まぁ、まとめて言えば、私はとても満足しているし、勝ってほしいという期待もあったが、彼の現状にも満足しているよ。」