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名古屋星が丘テラス

96 hours in 四国(前半)

2023年5月25日 [名古屋星が丘テラス]

スタッフブログ

こんにちは、名古屋店の羽田です。

雨でサイコンが水没したり等のマイナートラブルに見舞われたりしましたが、先日無事四国一周より戻って参りました。

4日間だけだったのでさらりと表面しか見れませんでしたが、景色も食べ物も素晴らしく、今度は気になったエリアをじっくり数日かけて探索してみたいな、と思いました。

 

名古屋 → 高松

数年会っていなかった高松在住の友人に会うという目的もあった今回の旅。一日はのんびりと美味しいものを食べながら色々と話したかったので、今回は新神戸まで新幹線を使い、三宮から出ているジャンボフェリーを使った高松 in & out のコースをとってみました。

 

 

明石海峡大橋の真下を通ります♪

 

 

さすが、自転車王国のフェリー。ビンディングを履いているサイクリスト達の為にこんなシューズも用意してあります。

 

 

私が今回乗ったのは「あおい」。海上のリゾートを名乗るだけあって、雰囲気の良いデッキからこのように島々を眺めることができます。

 

 

香川では意外とうどんを食べる機会はないかもしれないと思ったので、フェリーの中で2度目の昼食をとります。こちらは無農薬レモンを使った「さぬきレモンうどん」(440円)。真ん中にのっているオリーブが美味しかったです。

 

 

さぁ、ようやく高松港に到着。

 

DAY 1  (高松→高知)

 

4日間のうち、一番距離は長いですが平坦なため一番楽でもあった初日。引田の古い町並みに美しいビーチのある海陽町、室戸岬、吉良川の町並みなど、見どころもいっぱいです。

 

川沿いの道をのんびりと走っていたら、あくびをしながら日光浴をしている亀を発見。そのすぐ後に軽トラックが猛烈な勢いでこちらに向かってきたので急いで止め、運転手さんに亀をどかしてもらいました。

 

その後、何度か動物たちの可哀そうな姿を見る機会はありましたが、魚が道端に落ちていることが数回ありました。もしかしたら高波の時に海から落ちてきたのでしょうか?自転車で魚はあまりひきたくありません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何と走り出して50キロ地点で後輪がパンク!

 

 

東かがわ市の引田(ひけた)の町並み。日本の古い町並み好きな私としては、最高に楽しめる場所でした。

 

とにかく目をひく、かめびし屋さんの赤い建物。こちらは江戸時代から続く醤油醸造元で、現在は所有する18の建造物が国の登録有形文化財に指定されているとのこと。

 

 

ブルーグレーの上品な色合いの建物が私のマドンともよく合います♡

写真を撮っていて本当にテンションのあがる場所です!!

 

 

「道の駅日和佐」でランチブレイク。

 

 

阿波おどりとあおりイカを特製タレで炒めた南阿波丼がびっくりするほど美味♡。これで750円だなんて!デザートに食べた文旦シャーベットもおいしくってお代わりしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本とは思えないほどの美しい砂浜♡海陽町の大砂海水浴場

 

 

走っていて絶景だらけな四国!いちいち止まって写真を撮っているときりが無いので、多少の絶景ならば止まらないで走り続ける!と心に決めないとなかなか前に進みません。

 

サーフィンのメッカでもある東洋町。この景色はビーチとは反対側の住宅街の方ですが、水の美しさは目を見張るものがあります。

 

ダラダラと走っていると、遠くの方に奇怪な岩の列が見えてきました。近くに寄ってみて、それが夫婦岩(みょうといわ)と判明。近くで見るとかなりの迫力があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ時間もあるので、前から気になっていた「むろと廃校水族館」にも行ってみました。

 

 

サメ好きの私としてはもしかして一番テンションが上がった場所かもしれません(笑)。網に引っかかった珍しい深海魚の展示やプールにカメやサメなども泳いでいて、ついつい時間が経つのを忘れて見入ってしまいます。

 

 

 

 

 

元小学校だった建物を利用していることもあり、その面影を残した雰囲気になっています ^^

 

水族館を出たら、突風のような向かい風が襲ってきて、なかなか前に進むことができません。朝Windyで風向きをチェックした時は、初日のほとんどが向かい風だと理解はしていたのですが今までそこまで感じなかったので、もしかしたらあと100キロほどこんな向かい風の中走らないといけないのか、と思うと心が折れそうになりました。ああ、こういった時に先頭でひいてくれる頼もしい仲間が欲しい。。。

 

 

 

 

水族館を出たら、室戸岬までは10キロもありません。でもその10キロが何と長く感じられたことか。。。

 

 

室戸岬に向かう手前に御厨人窟(または御蔵洞とも表記される)みくろどという弘法大師伝説の残る洞窟があります。光の美しい時には神秘的な光景が見れるのですが、私がいた時は生憎の曇り空でいまいちな写真しか撮れませんでした。天気のいい時にまた訪れたいです。

 

そしてようやく到着した室戸岬!ここではサンダルに履き替えて、しばし公園内を探索します。

 

 

 

 

室戸岬での散歩を楽しんだ後は、まだ時間的に早いですが「道の駅キラメッセ室戸」で夕食をとることに。ここは捕鯨の町なようで、クジラにまつわる建物や展示物がたくさんありました。はじめは一番人気の海鮮丼にしようと思っていましたが、せっかくなので「クジラのたたき定食」を頂きました。何年かぶりに食べるクジラ。。。おいしい♡! 付け合わせの野菜も新鮮で、ここのお食事は本当にお勧めできます。

 

「クジラのたたき定食」(1,800円)

 

 

道の駅から数キロしか離れていない、吉良川(きらがわ)の町並み。ここは昔ながらの白壁や水切り瓦を使った建造物やいしぐろなどで形成された、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている地域です。古い建物好きとしては、次回この辺りに宿泊してみるのもいいなぁ~なんて思いました。

 

 

淡いピンク色の空を見ながら、暫く走り続けます。ふと目を左にやると、かわいらしい鳥居が岩の上にあるのに気づきました。どうやらここが羽根岬。大昔は海底だったとのことで、海岸に降りてみると岩に貝や他の生物が歩いた跡がミミズ腫れのようになって残っているのが見られます。

 

 

19時をまわると急にあたりが暗くなってきます。高知空港近くにある掩体群にも興味があったので、暗くて見えないだろうな。。。と思いながら行ってみると、案の定何も見えませんでした。でも暗闇の中に何となくこんもりした建造物があるの、ご覧になれますか?

 

※ 掩体(えんたい): 戦時中の銃撃戦などにおいて敵の銃弾を防ぎ、依託射撃を行うためのボコっとした建造物。

 

 

 

 

 

 

休息時間をたっぷりと取った通常の”観光スピード”だと15時間ほどの高松⇔高知。私の使っている古いWahoo Roam だと17時間はバッテリーが持つので何も心配していなかったのですが、ふとサイコンを見てみると何と地図が消えています!自分の進んできた道とこれから進むべき道が単に”線”となって表示されるだけです。

 

 

その上、ホテルまであと5キロというところでバッテリーがゼロになって勝手に切れてしまいました。一体何が???もしや興味本位で前浜の掩体壕周辺をうろうろしていたので呪いにでもかかったのでしょうか。

 

最後の最後でサイコンの不調に襲われるという事態には見舞われましたが、何とか切り抜けることができた四国一周サイクリング初日。次の日までにサイコンが直ってくれていると良いのですが、一体どうなるのでしょうか??

 

 

(後半に続く)

 

 

 

四国一周サイクリング初日

 

 

・出発 05:42 am from Takamatsu

・ホテルに午後9時に到着。サイコンの不調さえなければなぁ。。。

 

最後の数キロが電池切れで記録されなかったため297キロですが、実際は300キロ以上でした。あまり変わらないか(笑)

 

 

 

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