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六本木

Madone で臨むGran Fondo Myoko (後編)

2020年9月25日 [六本木]

スタッフブログ

(中編からの続き)

今回のコースはこのように、前半に大きな登りがあり、後半は下りのコース。

 

ぱっと見る限りそんな大変そうには見えませんが、RideWithGPS で配られたルートをGoogle Mapで調べようとすると、画像が見れない区間がたくさんあります。Google で見れないのは本当の獣道であることが多いことは今までの経験から分かっているので、一抹の不安が。。。

 

とは言え”グランフォンド”と名の付くライド、ロードバイクで行ける道が大半なので問題はないでしょう♪。景色を楽しみながら、ライド後の温泉とビールを楽しみに、ひと頑張りしますか。

 

こうして迎えた当日。

 

スタートラインには太いタイヤを履かせたグラベルバイクとシクロバイク、ギリギリまでの太さまで頑張った感ありありのロードバイク、それにハードテールやファットバイク、様々なバイクが並びます。

 

 

28Cを履いた私たちは一際頼りなく見えたらしく、何人からのライダーたちから「うわっ💦そのバイクで参加するの???」とびっくりされました。(ええ、本当はBoone かCheckpoint で参加したかったけれど持っていないのよ💢!!と思いつつ、絶対にグラベルより早くフィニッシュしてやる、と心に誓った私。)

 

4キロの平らなニュートラル期間を過ぎて上り坂が始まると、今まで固まっていた集団が一気にばらけます。

 

早い人は糸に引っ張られているかのごとく、す〜っとはるか彼方へ。私は最後尾について全員がフィニッシュできるように見張っているLantern Rouge役の人の近くで、のろのろと登っていきます。

 

私が登りが苦手なことを知るシャーリーさんは、「とにかく力まないで、力を温存して!」と励ましてくれます。あれ、お声かけていただいた時は私が引っ張らなきゃ、と思っていたのに何だか逆の立場だわ???

 

内心複雑な思いで登りつつ、なんとか一番きついはずの登りはクリア。なんだ、これなら楽じゃない、と思っていたら、最初のグラベル区間の始まり、始まり。

 

今まで走っていたグラベルは平らな所が多かったので甘く見ていたのですが、今回のグラベルはなんと平均7.5%の登り!しかも、乳児の頭ほどの石がゴロゴロしているじゃないですか。足元を取られないように慎重にハンドルを切りますが、前日の雨でタイヤがスリップして、なんとドライブトレイン側に落車!ペダルから足が離れず、しかも足が攣ってしまったかも????早くも前半10キロでリタイヤ。。。そんなこと、絶対に許せない!

 

必死な思いでペダルから足を離し、痙攣を起こさないようにポケットに忍ばせておいた梅干しを2つ、急いで口に放り込みます。

 

さぁ、気を直してまたスタート。
頂上のトンネルの所で、シャーリーさんは私を待っているはず。

 

案の定、頂上でシャーリーさんはのんびりと写真を撮りながら私が来るのを待っててくれました。

 

これからは下り、そしてしばらく行くとまた舗装路のスタート。途中、パンク修理で立ち止まっていた5,6人を抜かし、舗装路でのんびり走っているグラベルたち十数人を抜かす私たち。舗装路になれば、Madone とEmondaは最強なのです ♪。

 

淡々と距離をこなし、気がつけば二つ目の休息ポイントであるセブンイレブンはあと少し。もうすぐランチタイム〜♪ とウキウキしていたら、なんと道が見つかりません。RideWithGPS に示してあるルートを辿れど、道らしき道はみつからず。「こっちだよ→ 」の標識も見当たりません。

 

どこを進めばいいの???と5分ほど二人でうろうろとしていたら、グラベルに乗った6人組がやって来ました。

 

「コースが消えたの!私たち、完璧に迷ってしまったわ!!!」私がそう叫ぶと、皆がコースを探そうと必死になります。でもやはり道は見つかりません。狐につままれたような表情で立ち尽くす全員。ふと左の駐車場に目をやると、木と木の間にうっすらと人が通った跡が見られます。きっとそこに違いない!

 

 

狐を見つけた猟犬のように、マドンが走り出します。

 

後に続く7人。どうやら、道は正解のようです。

 

今回は標識が一切無かったのでコースを見つけることが難しく、何度も道を迷ったので一人だと完走は難しかったかもしれません。一緒に走ってくれる仲間がいることに本当、感謝感謝です。

 

そして戸惑いながらも有刺鉄線を超えたり、陥没した道路などを進んで行くライダーたち。新しく出会った仲間たちと世間話しを弾ませながらも、舗装路になると、マドンとエモンダは他のライダーたちを置いて先に進みます。

 

ここまでの平均速度、17.8km。足切りは15km/hだから、まだまだ余裕です。

 

最後のグラベル区間、余裕と思っていたら意外や意外。マドンは石と泥にタイヤを取られ、力尽きて押して行くことに。。。そうこうしているうちに、後続のグラベルライダーたち10人ほどに次々と抜かれて行きます。Wahoo を見ると、登りのグラベル区間はまだまだ続きます。あと200mの登りか。。。頂上で待っているシャーリーさんのことを考えると、申し訳なさでうっすらと涙が浮かんで来ます。

 

マウンテンバイクであれば問題はなかったものの、ロードバイクでこの道を抜けるには、かなりの技術力が必要なんだ、と思い知らされます。
登りがようやく終わったと思いきや、今度は急な下りのグラベル。ブレーキをかけながら、転ばぬよう慎重に下っていきますが、今まで使ったことのないような腕の筋肉、あまりものキツさに心が折れそうになります。

 

グラベルが終わり舗装路が見えて来たら、ちょっと不機嫌そうなシャーリーさんが私を待っていました。

 

ごめんなさい。。。。自分でも不本意なくらい、私グラベルも苦手だったみたい。。。。

 

「とにかく、先に進もう。」

 

口数少なく、下りでは時速50、60、70km、、とただ突き進む二人。

 

 

121km地点での二つ目のチェックポイントでは先ほど追い越していったグラベルライダーたちが休憩を取っており、私も急いで自分の補給食を胃の中に詰め込みます。

 

“bon, allons-y (さぁ、出発しよう)”

 

まだ休憩を取っているライダーたちを後に、また走り出します。

 

後の舗装路がなんと楽に感じられたことか!最後の402mの登りもあっという間にこなし、ぎりぎり足切り16分前にフィニッシュすることができました。

 

結果、私は女子2位。3位以下の女性陣は時間内に終えることができなかったようです。1位は予想通りフランスからのClaire Demarquetさんでしたが、世界的にすごいMTBの選手と一緒の表彰台に立てたのはかなり嬉しかったです。

 

 

 

もっと嬉しかったのは、なんとクレアさんが乗っていたのが2021年EMONDA SL6だったこと!

もしかしたらSLRだったのかもしれませんが、とにかく、赤黒白のチームカラーのエモンダだったのです(*´▽`*)!!!

そうして考えてみると、TREKのロードバイクって最強じゃないですか?あとは私のグラベル力さえアップさせれば、Madone だって最強のグラベルバイクになれるのかもしれない!?マドンがそんなことを望んでいようがいまいが、とにかく自分のオフロード力をアップさせなくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真左)チーム戦表彰式。1位は主催者の関係者でもあるGo Myokoチーム 2位はアンディさん、田崎さん、野口さんのチームIMEZI、3位はAstuto Femme (女性チーム)。やはり人数が多いと華やか!!(写真右)男子ソロ部の1位~3位の方々。

 

それにしても、今回はKumi Madone にとって苦難の数々のコースでしたが、多くのことを学びました。

1、タイヤをチューブレスにしたのは正解。チューブレスでもパンクした方々は何人かいらっしゃいましたが、やはり復旧が早い。

2、オフロードを走る時、ペダルもオフロード用にした方が良かった。Look のKeoを使用しているのですが、最後のグラベル区間で歩いた時に泥詰まりを起こしたようで、後半ずっと左足がペダルにはまらずかなり苦しかったこと。

3、体力だけでなく、メンタル面も鍛えないとダメ。最後のグラベル区間では、精神面がボロボロになってしまいました。。。

4、仲間選びは重要。今回はシャーリーさんがいなければ、もしかしてフィニッシュできなかったかもしれませんでした。本当にありがとう!

 

今回のグランフォンド妙高は第1回目とのことでしたが、今後どんどんと良くなりそうな予感が。来年は1時間早くフィニッシュできるよう、成長して戻りたいと思います♪。

 

 

(終わり)

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